【サバイバー:60日の大統領】(全13話)韓国ドラマ紹介

2019年7〜8月に韓国のtvNにて放送されていた作品であり、テロで大統領をはじめとする政府要人が死亡し、政治に興味のなかった主人公が大統領権限権限代行として国家の危機に立ち向かうストーリー。

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■解説
2016年アメリカのネットワークテレビ局ABCで放送された「サバイバー:宿命の大統領」を韓国版としてリメイク作。原作でドラマ「24-TWENTY FOUR-」で主人公ジャック・バウアー役を演じたキーファー・サザーランドが主演を務めたことから24ファンも多く視聴しており、またそれだけでなくアメリカの独特な制度を題材にしたという本作品の斬新性が話題を呼んだ。
キーファー・サザーランド「サバイバー: 宿命の大統領」を池上彰が解説!

韓国版の主人公パク・ムジンを熱演したのは「宮廷女官チャングムの誓い」「トンイ」等に出演したチ・ジニ。「トンイ」では朝鮮王朝第19代王・粛宗を演じたチ・ジニが、本人の意思とは関係なく大統領になった主人公パク・ムジンが、悩みながらもスマートに危機を乗り越える姿は視聴者から大きな反響を呼んだが、「チ・ジニの重みのある演技があってこそ」と話題になり、チ・ジニの完璧な演技がその感動をさらに際立たせたようだ。特に、国家の危機を背負った主人公の複雑な感情を表情や眼差しで見事に表現した姿は、さすがの一言。ドラマは口コミで評判を呼び、視聴率も徐々に右肩上がりを見せたのは、正にチ・ジニの功績と言っても過言ではないだろう。
また、カン・ハンナもまた本作品によって高く評価された。というのも、今回彼女が演じたのは、冒頭に起きた爆破テロの真実を追う国家情報院の捜査官ハン・ナギョン。婚約者がテロに巻き込まれたため、真実を追う役だ。カン・ハンナといえば、「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」「ただ愛する仲」「知ってるワイフ」など、どちらかというとこれまで華やかな女性キャラクターを多く演じてきたイメージだが、今回は既存のイメージとは対照的な姿を見せ、アクションも披露し、改めて演技力の高さが評価された。
その他にもホ・ジュノ、べ・ジョンウク、アン・ネサンなどをはじめとした多くのベテラン俳優たちが脇を固め、ドラマの完成度をより一層高めている。スピーディーでスリル満点の展開に、政治ドラマファンだけでなく、多くの視聴者が楽しむことができ、見始めたら止まらないドラマ!

■あらすじ

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■作品紹介

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