「ドドソソララソ」はエネルギッシュなピアニストのク・ララと、最高のバイト能力の持ち主であるソン・ウジュンのキラキラ輝くラブコメディ。それぞれ傷や秘密を抱いて小さい田舎の村ピアノ教室「ララランド」に集まった人々の物語が繰り広げられ、甘いときめきと共に愉快な笑いを視聴者に届けてくれる。

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■解説
主人公ク・ララ役を演じたのはAra。幼い頃に母を亡くし父に愛情たっぷりに育てられた天真爛漫のお嬢様。しかし結婚式当日に父親を亡くした上に結婚相手に逃げられ、天涯孤独の身になってしまう。更に世間知らずのため不動産詐欺にまで遭うも、どんな時も笑顔を忘れない明るいヒロインだ。お金がないという人生初めての状況で偶然出会ったウジュンに助けられ、ウジュンにお金を返すため、自身の唯一の特技であるピアノで新たな道を切り開こうとする。
一方アルバイトで生計を立てるソン・ウジュン役を演じるのは、イ・ジェウク。これまで「恋愛ワードを入力してください～Search WWW～」などに出演したが、今回ついに主演を果たす。サッパリした顔立ちでドラマでも笑顔を見せないためクールで冷たい役かと思えば、何だかんだララを助ける優しい青年だ。イ・ジェウクの演技を絶賛する視聴者が多く、またAraとのときめくケミ(相性)も格別だったと評価されており、放映期間中終始視聴者たちにささややかな幸福を与え続けた。
また怪我したララの担当医で、その後も何かとララを気にかける整形外科医のチャ・ウンソク役を演じるのはキム・ジュホン。「サイコだけど大丈夫」「浪漫ドクターキム・サブ2」「ボーイフレンド」などに人気作品に数多く出演しており、最新ドラマ「スタートアップ」でも主人公の父親役を演じたり今波に乗っている俳優だ。その他にもイェ・ジウォン、イ・スンジェ、アン・ネサン、オム・ヒョソプなど助演もベテラン揃い！安心して見れるドラマだろう。

因みに、本作品は当初8月末放送開始予定であったものの、出演俳優がコロナ陽性判定を受けたことから撮影中断、出演陣及びスタッフの自宅隔離が行われたため、放送日程を遅らせてスタートするなどアクシデントに見舞われたが、11月末に無事放送終了した。視聴率は初回2.6%でスタートしたものの視聴率が少しずつ上昇し最終回は4%台に到達（最高視聴率は12話の4.2％）。視聴率だけで見ると多少振るわなかったかもしれないが、このように後半部底力を発揮できたのにはいくつかの要因があったという。
まずは「ショッピング王ルイ」などを執筆したオ・ジヨン作家の愉快ながらも心温まるストーリーだ。悪役もおらず刺激的要素も比較的少ない、小さい田舎町で起きる些細なストーリーで物語を展開させていく美しいヒーリングドラマとして魅力を見せた。また個性溢れる愛らしいキャラクター達が視聴者に与える笑いや、時に起こるどんでん返しの展開など、作品の魅力は視聴者たちにしっかりと伝わっっていったようだ。

このように放映ずっと視聴者たちにささややかな幸福を与え続けた本作品。「純粋」といった言葉がぴったりのドラマであるが、韓国メディアでも「刺激的な味のMSG(旨味調味料)を抜いた、近年滅多に見ないヒーリングロコ」といったタイトルの記事が出るなど、 確実に視聴者から支持を受けたドラマであろう。

■あらすじ
裕福な生活から一転、すべてを失っても笑顔を忘れないピアニストがたどり着いた小さな町。懐かしい旋律が、愛と希望、そして自分がいるべき場所を教えてくれる。

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■作品紹介