【私の解放日誌】(全話)韓国ドラマ紹介

単純な生活にはもううんざり!代わり映えしない毎日から抜け出したいと願う3人のきょうだいが、自由と生きがいを求めて奮闘する姿をリアルに描く。現実的な人物たちのストーリーは共感を呼ぶヒューマンドラマ。

【関連記事】

■解説
★「マイ・ディア・ミスター」の脚本家の作品
パク・へヨン作家の作品は、平凡な登場人物たちの日常を見事なまでにありありと描き、視聴者の共感を呼ぶ作品として有名だ。しかし時に暗く、鬱々とした雰囲気に押しつぶされそうになるため、からっとした明るさを求めている人には正直なところ向かないだろう。また胸を打つセリフの数々も比喩的・哲学的でさまざまな解釈ができ、咀嚼に時間がかかる。最近は人気漫画の実写ドラマ化などが話題となっているが、そのような派手なドラマよりも静かな内容を好む視聴者達へ見事に刺さった様子だ。

★演技派たちがリアルな3きょうだいを演じる
マーケティング調査会社に勤める長女ギジョンは韓国リメイク版「最高の離婚」のイ・エル、コンビニエンスストアの本社勤務の長男チャンヒは「この恋は初めてだから」のイ・ミンギ、カード会社のデザイン部署の契約社員として働く次女ミジョンは、「都会の男女の恋愛法」のキム・ジウォンがそれぞれ演じる。この3人のきょうだいが幸せを求めて奮闘する

★週末農村ライフ
ドラマの中心となるのは、ソウルから電車とバスを乗り継ぎ1時間半以上かかる郊外のサンポ市。3きょうだいは、週末は京畿道の自宅で親の農作業を手伝う生活。この田舎での生活をコンプレックスに感じ嫌気が差している。最も視聴者として見ている分にはのどかな風景や田舎の生活が繊細に描かれており、祖父母の家のような、子供の頃の夏休みを思い出したような気分になれる。

■あらすじ
ひき逃げで夫を殺された未亡人は、怒りと哀しみの中、犯人探しに執念を燃やす。そんなある日、明るく風変わりな女性と出会うが、それは単なる見せかけで...。

■作品紹介

【関連記事】

Netflixシリーズ『私の解放日誌』4月10日(日)より独占配信開始