ミクロの小宇宙~Microcosmic Explorers~全24話

身近な物も虫メガネや顕微鏡で見てみると、そこはまさに小宇宙。肉眼で見ただけでは思いもよらない不思議な世界が眼下に広がります。そこでテレビをご覧の皆さんと一緒に、自然界や身の回りの生きものたちのミクロの小宇宙を探検しましょう。  今回は初夏から初秋の水田に発生する水田の生き物がテーマ。オタマジャクシ、水棲微生物のラッパムシ、トンボのヤゴ、アメンボ、イトトンボ、ショウリョウバッタ、カマキリ、アマガエルを虫メガネサイズ、顕微鏡サイズでつぶさに見てみます。
  • 田口 萌(ナレーター)、㈱希楽星 (きらぼし)
  • 再生時間 : 14分
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化粧品、ブラシの毛、ランプシェード・・・また、傷の治療に効果がある人工皮膚。カイコのマユからとれる絹糸は、衣服だけでなく工業製品や医療の分野にも生かされています。今回はカイコの飼育・研究を行っている農業生物資源研究所を訪ねて、色々なことに役立つカイコを、卵・孵化・幼虫・マユづくり・羽化・交尾・産卵と、成長を追いながら虫眼鏡サイズ・顕微鏡サイズでつぶさにとらえます。
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 14分
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ちょっと生ゴミを置いておくと、どこからともなくやってくるショウジョウバエ。嫌われ者の昆虫ですが、実は人間のガン細胞の解明にもつながる遺伝子の研究に利用され、大いに人間のために役立っているのです。そこで今回は、麻布大学細胞学研究室を取材し、その研究内容概要を紹介。ふだんあまりつぶさに見ることのないショウジョウバエの姿を顕微鏡サイズで捉えます。
  • 田口 萌(ナレーター)、㈱希楽星 (きらぼし)、理学博士 秋山孝洋 麻布大学環境保健学部細胞生物学研究室
  • 再生時間 : 14分
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冬の雑木林には一見生き物が何もいないように思えますが、落ち葉や倒木の下などをよく調べると、色々な生き物がみつかります。そこで枯れ葉や朽木などを分解するキノコなどの菌類や、越冬する虫たちの表情を虫眼鏡サイズ、顕微鏡サイズでつぶさにとらえます。
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 14分
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鏡開きの日にお餅を食べようと思ったらカビが生えていました。とても食べられそうもありませんが、よく見ると変な形をしたものがたくさん生えているようです。そこで、お餅に生えたカビを培養して顕微鏡で見てみたら、おもしろいカビの世界が見えました。今回はお餅などに生えるコウジカビやチーズづくりに使われるアオカビなどを虫眼鏡サイズ、顕微鏡サイズでつぶさにとらえます。
  • 田口 萌(ナレーター)、㈱希楽星 (きらぼし)
  • 再生時間 : 14分
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ミミズは土づくりの名人ってご存じですか? 自然界の有機物を食べてフンとして無機物に変え、肥えた土にかえしてくれます。英語ではアースワームといってまさに大地の虫なんです。そこで今回は神奈川県伊勢原市でシマミミズを使ったコンポストを行っているミミズの養殖場を訪ね、ミミズの体を観察します。また、自ら体を切断して再生・繁殖するヤマトヒメミミズの不思議を合わせて紹介します。
  • 田口 萌(ナレーター)、㈱希楽星 (きらぼし)、関野てる子 相模浄化サービス
  • 再生時間 : 14分
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見ているだけで何だか心が癒されるような気がするクラゲ。体も透き通っているので観察にはもってこいです。そこで今回はクラゲを研究しているタイドプール・スズキを訪ね、クラゲのおもしろい体の構造やクラゲの卵・幼生の頃の変化の形を虫眼鏡サイズ・顕微鏡サイズでつぶさに観察します
  • 田口 萌(ナレーター)、㈱希楽星 (きらぼし)、鈴木弘司(画面出演のみ) タイドプール・スズキ
  • 再生時間 : 14分
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春の花が咲き乱れ色々な虫たちが出てきました。今回は野で見つけたテントウムシの交尾や産卵、それに食べられるアブラムシを中心に紹介。特に不思議なのはアブラムシの繁殖の仕方。テントウムシなど昆虫は卵を産み落として子孫を増やしますが、アブラムシの仲間はなんと卵ではなくお腹の中で卵を孵し、幼虫の状態で子どもを産み落とすという不思議な生態をもっています。そこでエンドウヒゲナガアブラムシを虫眼鏡サイズ・顕微鏡サイズでつぶさに捉えます。
  • 田口 萌(ナレーター)、㈱希楽星 (きらぼし)
  • 再生時間 : 14分
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肉眼ではなんでもないものが、虫眼鏡や顕微鏡で観察すると、まったく別の世界が現れる。今回はそうしたミクロの小宇宙として、コケをテーマに探っていく。コケにもいろいろな種類があるようだがどんな形をしているのだろうか。スギゴケ、タチゴケ、シノブゴケなどを見ていく。そして、その葉、胞子などを顕微鏡で調べてみる。ゼニゴケのように地面に張り付くように広がっている苔類と、地面から垂直に立つ蘚類がある。コケの生命力を見ていくととても面白いことが見えてくる。葉状体で光合成もするし、根のような仮根も見える。気室孔で呼吸もしているのだ。コケには雄株と雌株があり、精子や卵子もある。雨が降ると精子は水の中を泳いで雌器床の卵にたどり着き受精が行われ胞子ができる。胞子が成熟して地面に落ちると、そこからまた新しいコケが生えてくる。番組では弾糸、杯状体、無性芽などの不思議な姿も捉えていく。コケもよく見ると本当に面白い。
  • ナレーター  田口 萌、綺麗星(きらぼし)
  • 再生時間 : 14分
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普段何気なく見ている私たちの身の回りにも、目を凝らしてみると、新鮮な興味を書き立てるミクロの小宇宙がある。そうした新しい世界として、今回は東京都調布市の野川を虫眼鏡と顕微鏡で探っていく。そこにすむ生物によってその川がどれだけ綺麗かわかる、これを環境指標生物という。身近な川を見守る会の方々と一緒に野川に入ってみよう。まず見つけたのは、少し汚れた水の指標といわれるヒラタドロムシである。網にかかったのはコガタシマトビケラ、石にくっついていたのはシマイシビルというヒルの仲間。ミズムシもユスリカもいた、みんな汚い水の指標である。しかし、ニンギョウトビケラの巣もあった。これは綺麗な水の指標生物で、アシマダラブユもそうである。コカゲロウも綺麗な水に住む生物、ということで、綺麗な水に住むものと、少し汚れていても住める生物とが一緒にいる事がわかる。また、同じ川でも、湧き水が入ってくるところと、生活排水が入り込むところでは、住む虫も変わってくる。さあ、みんなの近くの川はどうだろう、虫眼鏡を持って入ってみようか。
  • ナレーター  田口 萌 綺麗星(きらぼし)、江刺益子 身近な川を見守る会、八木あきこ 身近な川を見守る会
  • 再生時間 : 14分
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