癒しの空間 北の森 北海道野生動物映像ライブラリー全158回

環境省のレットデータで「エゾオコジョ」は準絶滅危惧(きぐ)種とされています。
谷の妖精とも言われるエゾオコジョ、中々出会えない生き物です。
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  • 企画・制作・撮影:川村伸司
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アイヌの伝説にも登場した幻の白いエゾリスです。
専門家の話では、人間の目にふれることは極めて稀であるそうです。
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6月頃、エゾリスの巣の引越しが3.4回行われます。
子供の成長や巣の汚れ具合により引越しをすると言われています。
引越しは突然短時間で行われます。これは貴重な映像です。
やんちゃな子供たちもこの時は真剣。
目が光っていると猛禽類に狙われやすいのを知っているようです。頭隠して尻隠さずは「マヌケ」さを指しているようですが、野生界では大真面目なことなんです。
引越し先の木についたら、子供たちが早速行動開始。でも、親が「ジッとしてなさい!」って言う会話が最後のカットから伝わりませんか?
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5月、北海道で桜の咲く頃にエゾリスが子育てのため巣材を集めます。
冬毛が抜け始めても手入れする暇も無く懸命に働いています。
間もなく母親になるエゾリスです。木の皮を剥ぐのは大変な力仕事です。
エゾリスは子育て中、子供の大きさや衛生面などで何回か巣の引越しをします。
そして、このように集めた巣材は引越し先に最後に運びます。
大切な家財道具なのです。
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早朝、エゾリスがクルミの実をお気に入りの場所で食べています。
硬いクルミを齧って半分にします。中身を食べてカラを捨てます。
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ウサギが鳴きます!
ネズミにも見えますが鳴きます!
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特別天然記念物『タンチョウ』の求愛。
極寒の地、北海道道東でタンチョウの恋がはじまる季節。
一生、一夫一婦制のタンチョウ。しかし求愛時期にはダイナミックなほどのディスプレイを魅せてくれる。「君が好きで好きで仕方ない」っと聞えてきそうな程体全身で表現する姿に胸を絞めつけられる…。
タンチョウの凛とした姿勢に胸を打たれ、私自身、真剣に恋をしたいと思っってしまった。
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国の天然記物オジロワシ。
ユーラシア大陸北部に分布し、日本では冬鳥として渡ってくるものが多く、少数が北海道の東部と北部で繁殖します。繁殖期には番となり、水辺に近い大木上に巣をつくります。冬はおもに北海道各地の海岸、河川の中・下流、湖沼の周辺に飛来し、水上低く飛んで魚をつかんだり、空から急降下して小型哺乳類などを捕らえます。巣づくりに必要な大木のある森林が伐採されるなど、国内での繁殖が困難になりつつあります。
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日本で最大の大きさのフクロウです。百数十羽しか生息しておらず、北海道にしか居ません。
『森は、海の恋人。川は、その仲人』といわれる自然の生態系が、バランスを失いつつあります。豊かな自然が残されているという北海道でも、例外ではありません。天然記念物のシマフクロウは、すみかの河畔林の激減で、絶滅の危機に瀕(ひん)しています。タンチョウも個体数は少しずつ増えていますが安心できる数ではありません。オオワシ、オジロワシは鉛弾で撃たれたシカ肉を食べることで、中毒死するケースが増えています。
これらの貴重な生物は地球の健康を知る上でのバロメータとなります。
居なくなってからでは遅いのです。
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鮭の遡上である。
すでに海から数十キロ川をさかのぼって来たエリート集団。傷つきながらも浅瀬をさかのぼって来て、途中タカ等の猛禽類に狙われて、次いでヒグマにも狙われ辺り一面は犠牲になった鮭の腐敗臭で息も出来ないほど。
とてもパラダイスとは言いがたい世界。そして滝つぼに集まった鮭に網をかける密猟者達もあとが絶えない。
考え深い感情にとらわれながらもカメラをまわした。
しかし気がついた。密猟はともかく、鮭たちの死は無駄でなく次の命を支えているのだと肌で感じた。野性界で「死」は悲しい出来事ではありません。
次の命を育む大切なプロセス。
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