THE MAKING全?話

シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、信号灯器。昭和5年(1930)日本で初めて電気式信号機(アメリカ製)が東京の日比谷交差点に設置された。その後電柱に設置されるようなり、歩行者用信号は、昭和40年(1965)車両用と区別するため人形型の歩行者用信号灯器が東京新宿伊勢丹前の交差点に登場した。それと同時に赤に変わる予告として青を点滅信号にした。シグナルレンズの材料は、ポリカーボネート。耐久性・透明性に優れ、プラスチックやフィルムなどにも用いられる。信号灯器用に製造された専用ランプは、60ワットで家庭用と同じだが、寿命が非常に長く振動に強い。家庭用電球寿命約1000時間に対し12000時間と約12倍の長寿命である。電球は1年(約9千時間)程度目安に交換される。
  • 小糸工業株式会社 本社戸塚工場 富士長泉工場
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、ストロー。ストローとはもともと麦わらの意味。今は原料にポリプロピレン樹脂が使われ、様々な色や形のストローが作られている。原料を溶かした後、水槽の中で冷やしてから、切断機で一本一本切る。曲がるストローは、まっすぐなストローを回転する溝の付いた当て具に押し当てながら作る。袋詰めでは接着剤は使わず、紙を横と縦に圧着するだけで封入される。
  • 有限会社 京阪ストロー
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、自動車のサスペンション用ばね。材料は、鋼線。鋼線を950℃に加熱し、コイル状にする。コイル状になった鋼線を油の中で50℃に下げる。これを「焼き入れ」という。鉄は焼き入れをすると強く丈夫になる。再び450℃まで加熱して「焼き戻し」をすると更に強度を増す。焼き入れ・焼き戻しの後、ショットピーニングを行う。これはごく小さな砂状の鉄の粒をばねの表面にあてる作業。ばね表面は塗装しやすいようになり、しかも折れにくく、耐久性が増す。最後に「セッチング」という作業をする。ばねに荷重(圧力)を加える事で、反発力が生じる。
  • 日本発条株式会社
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、ブラインド。ブラインドは大きく分けて、①ヘッドボックス②ラダーテープ③スラット④ボトムレールの4つの部品で構成されている。ヘッドボックスとボトムレールはある程度の重量が必要なため、材料にはスチールが用いられる。またスラットには、軽くて丈夫なアルミ合金が使用される。スラットのフォーミングは、スラットに曲面をつける工程。曲面をつけることで、スラットは強度を増す。
  • ニチベイ企画株式会社
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、スプーンとフォーク。日本国内でスプーンやフォークなどの洋食器が使われるようになったのは明治時代から。当時は高価で、限られた需要しかなかった。しかし大正時代に入ると機械での大量生産が可能となり、輸出されるようになった。原料となるのは、主にステンレス合金。クロム18%、ニッケルを8%以上含み、腐食や摩耗に強い特徴をもつ。
  • ㈱山崎金属工業
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、使い捨てマスク。使い捨てマスクは、布製のマスクに代わって、医療用、災害用、工事現場用と幅広く用いられている。布製に比べて抗菌性に優れている上に使い捨てのため衛生的。このマスクに使われるのは、不織布。通常、布をつくるためには原料となる糸を編む事が必要だが、繊維同士を化学的に結合させる事で、丈夫な布に加工している。原料はポリエステル繊維など。もう一つの特徴は、鼻に当たる部分に針金のようなものが付いていて、その人の鼻の形に合わせることで密着させることが出来るという点である。
  • 株式会社ニシガミ
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、コンタクトレンズ。コンタクトレンズにはハードとソフトがある。ハードは乱視の矯正に優れ、黒目より一回小さく硬い。また、ソフトは軟らかく黒目より一回り大きいレンズで、運動をする人に適している。材質は「高分子プラスチック」。通常のプラスチックに「架橋剤」を混ぜると分子と分子がつながり、高分子となる。棒状のレンズの素をカットし、天然ダイヤモンドで削っていく。表面を削る角度や厚みによってレンズの度数が決まる。
  • 株式会社メニコン
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、スチールボール。
  • 株式会社天辻鋼球製作所
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、輪ゴム。輪ゴムの原料は主に東南アジアで採れるラテックスと呼ばれるゴムの木の樹液である。このラテックスをブロック状に固めたものを輸入する。天然ゴムと配合剤をバンバリーという大きなミキサーに入れる。この中には回転するロールがあり、これによって原料が練られる。その後、シート状に巻いてストレーニング工程に送られる。ストレーニングとは原料をこして異物などを取り除く作業のこと。そして硫黄と促進剤、顔料が混ぜられる。硫黄が化学反応をおこし、ゴムの分子を結びつける。これによってゴムに弾力性が生まれる。
  • 株式会社共和
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、手工フォークギター。現在、日本国内で生産されているギターは「手工ギター」が殆どで、量産品はアジアなどでつくられている。ギターの部品は、大きく分けて4つに分かれる。①表板②裏板③側板④ネック。表板の材料には、主にエゾ松・ドイツ松・米杉などが使われる。
  • ヤマハ株式会社
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