THE MAKING全?話

シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、チョコレート菓子。チョコレートの原料は主にアフリカや中南米で採れるカカオ豆。カカオ豆をクリーニングし、皮をむきローストする。カカオに含まれる55%の脂肪分によって、ドロドロのペーストとなる。このペーストを「カカオマス」と呼ぶ。カカオマスに砂糖・ミルク・ココアバターをミックスすると、チョコレートとなる。レファイナー機でさらに圧縮して粒子をなめらかにする事により、フレーク状のチョコレートは、口の中で溶ろけるようになる。
  • 明治製菓株式会社大阪工場
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、木製バット。日本有数のバット生産地、富山県福光町。バットの材料は、「アオダモ」「トネリコ」「ホワイトアッシュ」などである。特に「アオダモ」は密度が非常に濃く堅い。適度な重量もあり、バットには最適と言われている。プロ野球選手の硬式バットは、職人による手作業によって、1本1本丹念に作られる。回転する木材を左手で握りながら、右手で削っていく。設計図は無く、選手それぞれに合った各部の太さやなめらかな形、削る部分や量による重心の微妙な変化など、全て職人の左手の感覚によって作り上げられる。削る際に使われる道具は、平バイト・丸バイト・ノギス・ゲージの4種類。これらを使い分け、世界でたった1本しかないバットが生まれる。
  • 株式会社エスエスケイ
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、ハサミ。岐阜県関市は古くから日本刀作りで栄えた町。その伝統技術が、現在ハサミにも活かされている。事務用ハサミの材料は、炭素を多く含んだ「アルミ鋼材」。刃部の硬度を出すために「焼き入れ」をするがその炭素は、温度を上げると硬くなる性質がある。合わさる刃の部分に隙間をつくる。この隙間によってハサミの切れ味が左右されるため、大変重要な作業である。
  • 長谷川刃物株式会社
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、救急バンソウコウ。バンソウコウのベースには、通気性に優れた不織布(ふしょくふ)が使われ、人の肌に近い色が印刷される。また、粘着剤を均一に塗るため、「コロナ放電」という方法を使い、表面に凹凸を施す。粘着剤の成分は、アクリル・樹脂・溶剤など。これらを24時間カクハンする。できあがったバンソウコウは、殺菌ガスで約6時間滅菌処理をした後、1週間放置する。こうして完全に殺菌を行った後、出荷される。
  • ニチバンメディカル株式会社
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、人工芝。原料は、ポリプロピレン。ポリプロピレンを溶かし、着色(芝の緑色)して人工芝は作られる。溶かした原料は袋状に引き延ばし、裁断してヒモ状にする。ヒモ状の材料をさらに引き延ばし切れ目を入れて、強くて伸縮自在なものにする。これを「ヤーン」と呼ぶ。「ヤーン」は、人工芝の部分やその基板となる「基布(きふ)」にも用いられる。芝部分のヤーンを基布に縫い込み先端をカットすると、枝分かれをし、芝生のようになる。
  • ワタナベ工業株式会社
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、耐火レンガ。耐火レンガの主な材料は「ボーキサイト鉱・マグネシア・粘度」である。この主材料に酸性耐火物・塩基性耐火物(酸化マグネシウム)などを混ぜて製造する。材料を配合し練り合わせたものを、プレスマシンで用途に応じ、およそ1000種類の形状に成型する。焼成工程は「トンネルキルン」という焼成機で行い、約2000℃の高温で焼き固める。燃料には、環境に配慮した「LPGガス」を使用している。原材料配合から出荷まで約2週間。これらの製造工程は全てコンピューターに制御されたロボットが行う。
  • 品川白煉瓦株式会社
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、かまぼこ。その昔、かまぼこは木の棒に巻き付けられて作られていた。その形が、「ガマの穂」に良く似ている事から、「かまぼこ」と呼ばれるようになった。材料は主に「すけとうだら」「きんめ鯛」などの白身魚をすりつぶしたものが用いられる。魚のすり身につなぎのでんぷん粉・水・調味料を加え、かくはんする。一部の生地は、その後さらに石うすで練り合わせ、きめ細かくされる。食紅などで色合いをつけ、様々な製品の形にし、最後に30~40分蒸して出来上がる。番組では一般的なかまぼこの他、結婚式用などの富山独特のかまぼこ作りも紹介する。
  • 滑川かまぼこ株式会社
  • 再生時間 : 14分
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、茶わん。茶わんの材料は、粘土を1~2割使用し、長石・石英成分を含んだ原料をブレンドしたもの。原料を約30種類の用途別に配合し、粉砕・かくはんする。粉砕・かくはんは、大きなドラムを回転させて行う。ドラムの中には、玉石が入っていて、内貼りには角張った石が接着されている。その中で原料は、細かく砕かれきめ細かくなる。回転するロクロで瞬時に成形され、素焼きをする。素焼きは約850℃の釜で、18時間かけて行われる。焼き上がった茶わんには、釉薬(ゆうやく)が塗られる。釉薬とは、装飾と水分の吸収を防ぐため、焼成するとガラス状に変化する液体。
  • こども陶器博物館
  • 再生時間 : 14分
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、「ハーモニカ」。様々なタイプがあるハーモニカの中でも、根強い人気があるテンホールズ。10個の穴を持つことから「テン(10)ホールズ」別名ブルースハープと呼ばれる。穴は10しかないが、3オクターブもの音階が出せる。ハーモニカは、リード(弁)が、送られた空気によって振動して、音が出る。リードの材料には、弾力性に富み、耐食性もある「リン青銅(銅・錫・リンの合金)」が使われる。リードは、厚みと長さで音程が決まり、短いほど音は高く、長いほど低い。調律では、規定の音程より低ければ、リードの先端を削り、高ければ根元を削って調律する。
  • 株式会社鈴木楽器製作所
  • 再生時間 : 14分
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シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、「琴」。琴の材料は、樹齢60年~70年の桐。琴の等級を決める木目は、複雑なほど高級品とされる。原木選びから製材・乾燥が終わるまで、約1年かけて作業が行われる。琴の裏面を電動カンナでくりぬき、中央部分を薄くしていく作業を「甲造工程」という。更に、細かく緻密な模様を彫ることで、音響効果を増す。模様の種類は、綾杉彫り、子持綾杉彫り、すだれ目彫りがある。みがき作業は、「いぼたの木」の花の花粉をみがき粉にして、「シュロ」の木の表皮で作ったブラシでみがいていく。
  • 小川楽器製造㈱
  • 再生時間 : 14分
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