魔法使いサリー(第2作)全88話
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「わしが行かなくてもオモチャは山ほどある。お菓子もある。今の人間界はそういう時代じゃろうが」(サンタ) 人間界はクリスマスを迎えたが、サンタクロースを信じている人は少なかった。サリーちゃんはサンタさんに訪ねてきてもらおうと会いに行くが、クリスマスを祝う心を忘れてしまった人間たちに失望したサンタさんは、働く気をすっかりなくしていた。そんなとき、お腹の大きな山部先生の奥さんが産気づいてしまう。
(C)光プロダクション・東映アニメーション presented by TOEI ANIME BB PREMIUM
「せっかく姿形をもらったのに、このまま溶けてしまいたくなかったんだ」(雪のペンギン) 雪が積もったある日。サリーちゃんは友達を誘って、庭に雪の動物園を作ることにした。その夜、ポロンが泣いてしまったことから雪の動物たちに魔法がかかり、妖精たちが乗り移って動き始める。夜が明けるまで遊び、朝日に溶ける雪の動物たち。しかし、ポロンの作った雪のペンギンだけが、冷蔵庫の中に隠れていた。
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「ママが子供の時に、仲のいいお友達と何か隠したんだと思うの」(マリア) サリーちゃんたちは公園で、マネージャーから逃げるピアノ奏者マリアに出会った。マリアは今日が日本に滞在する最終日で、夜のコンサートが始まるまでに、ママがこの街に隠した宝ものを探し出したいのだという。オルゴールに隠されていた手紙をヒントに、サリーちゃんたちはマリアの宝探しを手伝うことになる。
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「いいよなぁ、お前たちは。好きなときにサリーに会えるんだから」(大魔王) 大魔王様の誕生日がやってきた。魔法の国アストレアは、国をあげてのお祝いの準備に大忙し。ところがその大魔王様、突然病気になってしまった。あらゆる治療も効果がなく、青ざめる王様たち。それもそのはず、大魔王様はサリーちゃんと会いたさに仮病を使っていたのだ。激怒した王様は、大魔王様と大ゲンカを始める。
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「オレだって友達が欲しいよ」(カブ) カブの仕事はサリーちゃんが学校へ行っている間、家の手伝いやポロンの世話をすること。しかし三つ子や他の子供たちを見ているうちに、自分も学校に通いたくなってきた。サリーちゃんはカブを学校に通わせてくれるようパパに頼むが、カブがいたずらっ子なのを知っているパパは、なかなか首を縦に振ってくれない。
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「あの人に信じてもらうためには、何か一つでも証拠をつかまなくっちゃ」(隣のおばさま) 空を飛ぶサリーちゃん、変身したカブ、ポロンの動かす怪獣…隣家のおばさまが、不思議な魔法の数々を全て目撃してしまった。驚いておじさまに伝えるが、あまりに突拍子もない話なので、まともに取り合ってもらえない。そこでおばさまは証拠を手に入れるため、サリーちゃんの家にやって来るが、そこに泥棒が現れ…。
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「山部先生、優しかったなぁ…」(ポロン) 買い物に出かけたポロンは、困っていたところを山部先生に助けてもらった。ポロンは山部先生にバレンタインのチョコをあげようと、サリーちゃんと一緒に手作りチョコを作ることに。その夜、ポロンのもとに幼稚園で一緒だったキューピットのキャルがやって来る。キャルは山部先生を想うポロンの気持ちを恋だと教える。
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「オレ、大切な用事があるから来たんだ」(ルディー) カブたちがカンケリをして遊んでいると、蹴った缶がサリーちゃんの幼なじみルディーに当たった。シリウスランドの王子ルディーは、シリウス王室の宝でこの世に一株しかない「スピカの花」を持ち出して、サリーちゃんに会いに来たのだ。そのスピカの花は、珍しいものが大好きな悪魔ノワールに狙われていた…。
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「それじゃ、死んだママ出せる?」(マリ) カブの友達のマリちゃんが沈んだ顔をしている。お父さんの転勤でロンドンに行くことになったのだが、交通事故で死んでしまったお母さんの温もりが残る家から離れたくないのだ。笑顔を失ったマリちゃんを元気づけようと、カブは魔法で欲しいもの出してあげようとするが、マリちゃんお母さんを出してほしいと言って…。
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「骨折した日に雷が鳴っていたんだ。それ以来、雷の音と光を極度に怖がって」(ひかるの父) よし子ちゃんのお父さんが、ハイキングに連れて行ってくれることになった。行き先の牧場では、ホシノヒカルという馬が今夜にも子供を産もうとしていた。ホシノヒカルは骨折によって引退した競走馬で、怪我の原因となった雷を極度に嫌っていた。だが天気の神様は今夜の天気を春雷に決めて、お花見に出かけてしまう。
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