教えて!マイクロキュリー全18話

今回の「教えて!マイクロキュリー」では、放射線を利用した不妊虫放飼法を紹介します。ここ数年沖縄料理が大ブームとなっていますが、中でも沖縄特産のゴーヤーは健康食材として人気があります。最近ではスーパーなどでもよく見られるゴーヤーですが、1990年以前までは本土で手に入れることは非常に困難でした。実は近年の沖縄食材ブームの陰には、農家の人々や科学者たちと、作物を食い荒らす害虫との間の長い戦いがあったのです。沖縄で長年農家を苦しめてきた病害虫「ウリミバエ/アリモドキゾウムシ/イモゾウムシ」の防除にはコバルト60のガンマー線という放射線が大変有効です。これにより害虫を不妊化させ、根絶に至らしめるのが現在行われている不妊放飼法です。美しい久米島の自然の映像とともにお楽しみ下さい。
  • 山岸正明(増殖照射課長) 沖縄県ミバエ対策事業所、上原永喜(所長) 沖縄県ミバエ対策事業所仲本寛(増殖照射課主任技師) 沖縄県ミバエ対策事業所、安里次雄(事務局班長)  久米島イモゾウムシ等防除対策協議会
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放射線は私たちの暮らしの中で主に、「工業」「農業」「医学・医療」の3つの分野において有効利用されています。例えばあまり知られていないことですが、私たちが日頃よく使っている多くの製品が工業用照射で滅菌され、また加工されています。いったいどんな方法で放射線を工業利用するのでしょう。今回の「教えて!マイクロキュリー」では、「工業」「農業」「医学・医療」のそれぞれの分野で実際にどのような方法で放射線が使われているのかを取材します。
  • 柳沢和章 日本原子力研究所 高崎研究所 工学博士、久米民和 日本原子力発電所 高崎研究所 イオンビーム生物応用研究部 農学博士、長嶋和浩  日本照射サービス 東海センター 営業部 課長、宇野公一 西台クリニック 院長
  • 再生時間 : 29分
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世界最大のパーム油の生産量を誇るマレーシア。原材料であるオイルパームは食用油のほかに石鹸や洗剤などにも利用され、最近ますます需要が高まっています。しかしパーム油を生産する段階で工場から出る廃棄物は、長らく人々の悩みの種でした。そこで1987年、マレーシア原子力庁は日本原子力研究所に二カ国間協力研究を依頼し、この廃棄物を放射線の力で有効利用する方法をともに模索し始めます。私たちの生活の中で利用される放射線を紹介している「教えて!マイクロキュリー」、今回は国を越えた廃棄物リサイクル計画に焦点を当てます。
  • アフマド リブリ HJ. ハシィム 長官 マレーシア原子力庁、久米民和 日本原子力発電所 高崎研究所 材料開発部環境機能材料研究室 次長 、マット ラソル アワング マネージャー マレーシア原子力庁、マイケル L.C. ヤップ副社長 セリウラランガトパームオイル工場
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私たちの生活の中で利用されている放射線を紹介する「教えて!マイクロキュリー」、今回はオーストラリアのキャンベル市警とシドニー工科大学を取材し、最先端の犯罪捜査技術と、そこで使われている放射線技術をリポートします。人口約31万人のキャンベラ市、この街の平和な市民生活を守るために、警察署では様々な科学技術を駆使して犯罪捜査に取り組んでいます。最新の機器、多様な化学薬品、そしてもちろん放射線技術を用いて、どのように難事件が解決されてゆくのかを紹介します。
  • ゲリー・ジェント署長 キャンベラ市警察、ジェイムス・ロバートソン博士 科学捜査研究所長官、ナオミ・ジョネス博士、ミルティン・スイトロビック博士、クロード・ロー博士 シドニー工科大学、リチャード・ワーラー博士
  • 再生時間 : 29分
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私たちの生活の中で利用されている放射線を紹介する「教えて!マイクロキュリー」、今回はポーランドの火力発電所を取材し、放射線を使って肥料を作る技術を考察する。
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私たちの生活の中で利用されている放射線を紹介する「教えて!マイクロキュリー」、今回は奈良文化財研究所の肥塚隆保博士を訪ねガラスで出来た装飾品を最新の科学技術による調査・研究、特に放射線を応用したいくつかの装置を活用することによって、遥か古代に暮らしていた人々の知られざる姿を明らかにしていきます
  • 福士秀樹 (ナレーター)、肥塚隆保 (博士) 奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター 保存修復科学研究室長、 奈良文化財研究所、京都府立丹後資料館
  • 再生時間 : 29分
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今回の「教えて!マイクロキュリー」、テーマは~希少動物を救え!人工繁殖への挑戦~です。地球には多くの動物が暮らしていますが、世界中において哺乳類だけでも1000種類以上の動物が絶滅の危機に瀕しているといわれています。そうした状況のもと動物園ではチーター、コアラ、ツシマヤマネコ等の繁殖研究の為に放射線を使ったラジオイムノアッセイという方法で生殖ホルモンの測定を行っています。今回は放射線を使った動物の保存法を紹介します。
  • 竹田正人  獣医師 主査 大阪市天王寺動物園飼育課、土井守 教授 岐阜大学農学部生物資源生産学科、奥田和男 園長 姫路セントラルパークサファリパーク、楠比呂志 助手 神戸大学農学部附属食資源教育研究センター、山本麻衣 自然保護官 環境省対馬野生動物保護センター、山村辰美 会長 ツシマヤマネコを守る会
  • 再生時間 : 29分
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エビやカニの硬い殻の部分に含まれている「キチン質」が近年、にわかに注目を集めております。そこで今回は、キチン質を精製した結果生まれる「キトサン」の、活用法利用法等を取り上げて参ります。日本原子力研究所とベトナム原子力委員会の二国間協力によって進められている研究の成果、食品のコーティング材や植物の育成剤として等、更に農業や医療分野においても幅広く利用され始めているキトサンについて、詳しく学んで参ります。
  • 久米民和 農学博士 日本原子力研究所 高崎研究所 イオンビーム生物応用研究部、グエン・ハイ・ディエン  ベトナム原子力委員会 ダラト原子力研究所 所長
  • 再生時間 : 29分
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納豆を混ぜ合わせたときに出来る、ねばねばした糸の部分に放射線を照射することによってできる物質「納豆樹脂」で、地球環境に役立つ発見をした、九州大学大学院の原敏夫助教授。この番組では、納豆樹脂を使った砂漠の緑化へと繋がり広がる、原先生の壮大なる研究と夢を追うと共に、地球を救う一助となる、納豆の細い糸の不思議な魅力について、楽しく学んで参ります。
  • 原敏夫 助教授 九州大学大学院農学研究院、中江貞実 佐賀肥前町「中江農場」、末竹勝子  佐賀肥前町トマト農家
  • 再生時間 : 29分
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近年、アジアの未来の一翼を担うものとして、「電子線照射技術」に関する研究が熱心に進められております。今回の番組では、電子線照射技術が既に実用化されている現場を訪れ、その実状を詳しくご紹介して参ります。医療、減菌、材料加工、印刷等、多岐にわたる分野での利用、応用が期待されている電子線照射技術は、近い将来、私たちの暮らしに身近なものとなっていくでしょう。
  • 久米民和  日本原子力研究所 高崎研究所、山瀬豊 日本電子照射サービス つくばセンター、小池一宇(開発技術者)、富永浩史(開発技術者)
  • 再生時間 : 29分
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