一本刀は関の孫六!抜きたかないが抜かねばならぬ。腕斬り真三は渡世人。「日本侠客伝」シリーズ第7弾。町から町へ流浪の旅を続けていた博徒中村真三は、とある田舎町で、テキヤ傘屋源蔵に一人息子の命を救われる。源蔵から、新宿の露天商人の保護を頼まれた真三は、上京後弱肉強食の東京で、周囲の組との摩擦に苦しみながらも、一家を形成するまでを描く。関の孫六を手にした壮絶な決斗、源蔵の娘・お京との燃えるような恋、幼い息子によせる深い情愛を交え、息もつかせぬ迫力あるシーンが展開する。
監督 マキノ雅弘(1967年 92分)
日本侠客伝 斬り込み
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