科学医療フロンティア全31話
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近年、放射性医薬品らラジオアイソトープを用いた医療技術が注目を集めています。「核医学」と呼ばれるこの分野は、患者さんの苦痛が少なく、世界的に急速に普及してきました。今回の「科学医療フロンティア」では、この核医学にスポットを当て、PET検査やSPECT検査など最新の医療事情を追って参ります。
数多い外科手術の中でも、心臓手術は特に、細心の技術・設備を用いて行われております。近年、患者さんへの負担が少ない、患者さんに優しい手術として、「低侵襲手術」というものが注目を集めております。この番組では、心臓の構造等について、詳しく学んでいくと共に、低侵襲手術に関する最新の情報を、現場よりお伝えして参ります。
内臓疾患の中で最も自覚症状が現れない沈黙する臓器、腎臓。現在、腎臓病で悩む患者が年々増え続け、治療法の技術として人工腎臓による透析「血液透析」と「腹膜透析」の二つ治療が行われるようになりました。今回は、この二つの透析と腎臓の病気について詳しくご説明していきます。
がん検診や脳科学研究で活躍するPET装置の多くは外国製ですが、放射線医学総合研究所の村山秀雄博士は、当初大学院生3人と共に純国産のPET開発をスタートさせ、遂に実用レベルの次世代PET試作機の開発に成功します。世界に例の無い、放射線検出素子を4層3次元に配置した次世代PETは、従来型より遙かに高い解像度・感度を併せ持ち、今後の医学や生物学に新しい領域を開くものとして期待されます。その開発のドキュメントです。
今、重症皮膚病の治療に、紫外線等を使う光線治療が、注目されています。ソラレンを外用・内服等した後にUVA(長波長紫外線)を浴びるPUVA療法、UVB(中波長紫外線)の中の311~313nmという選択的な光を使うナローバンドUVB療法がありますが、更にUVA1療法もあたらに登場してきました。日本の光線治療をリードする名古屋市立大学の森田明理教授の解説を中心に、重症皮膚病治療の過去・現在・未来を紹介します。
内臓脂肪の過剰蓄積に高血圧・高血糖・高中性脂肪が重なった病気、メタボリックシンドローム。動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳梗塞につながる危険で、また、身近な病気でもあります。現在日本では、計測の難しかった内臓脂肪をX線CTの画像を元に測定、瞬時に計算するパソコンソフトが開発されています。東京逓信病院の宮崎滋教授の解説を中心に、蓄積した内臓脂肪の影響と測定方法、対策を紹介します。
日本人の死因の第1位、がん。誰もが罹りうるこの病について事前に知っておくべきことを、上下編に分けて説明します。そもそもがんにはなぜなるのか、なぜ痛いのか、またがんに対する世間の認識と実情の違いなど、がんの基礎知識をまとめます。後半では、主となるがんの標準療法は3つ、手術・放射線治療・抗がん剤のうち、局部療法となる手術・放射線治療を紹介します。
日本人の死因の第1位、がん。誰もが罹りうるこの病について事前に知っておくべきことを、上下編に分けて説明します。現在がんに対する標準療法は主として3つ、手術・放射線治療・抗がん剤です。下編では、このうち全身療法となる抗がん剤治療を紹介します。また、もしも完治が難しくなった場合、患者とその家族には延命治療と緩和ケアという2つの選択肢が与えられます。そもそも緩和ケアとはどういうものか、医師たちに聞きました。
骨の強さを表す重要な指標である骨密度測定。しかし、本当の骨の強さを測るには”骨の構造”も知る必要があるそうです。骨には、カルシウムを主成分とした硬い皮質骨の中に、骨基質というスポンジ状の構造があります。この骨基質にカルシウムがつくことで強固な骨が造られていくのです。X線撮影をして、そのデータをもとに骨の中の構造を画像化する『モルフォロジカル・フィルター』で紹介します。
現在、脳卒中、心疾患とともに、日本における三大死亡原因として知られ、その第一位であるがん。近年、いままで確たる原因をつかめなかったがんの発病に、バクテリアやウイルスが関わっているものがあることが解ってきました。HTLV1、HPV、ピロリ菌に焦点を当て、専門家に話を聞きながら、そのメカニズムから治療、予防に至るまで、研究の今を紹介します。
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