エンジェル ～ 天使のような反逆者全30話
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ルシアは母親エレナと2人の内縁の兄弟と暮らす明るい少女。20年前、ルシアの父親アレハンドロは、エレナの母エンリケタが雇った男を殺した罪で、投獄される。釈放された彼は、復讐を誓う。ルシアとラウルは引かれ合っているが、お互いの思いに気づかない。クリスタルは、偶然会ったラウルに心を奪われ、手に入れようとする。娘とは知らずに、ルシアと再会したアレハンドロは、彼女がエンリケタの家で働き始めたことを知る。
気持ちとは裏腹に会えばラウルにケンカを売ってしまうルシア。ラウルに愛を告白されても、素直に受け止めることができない。一方、アレハンドロの影に悩まされるエンリケタの前についに本人が現れる。エレナと子供の行方を尋ねるアレハンドロに、エンリケタは2人が死んだと話す。一向に自分になびかないルシアを逆恨みしたフアンは、ナイフを持って彼女に襲いかかる。そこへ娘をかばおうとしたエレナが止めに入り…。
ルビとの仲を疑い、ラウルを拒絶していたルシア。しかしラウルの真摯な態度に、次第に心を動かされていく。エレナには友達でいるよう釘をさされたものの、ルシアとラウルは正式に付き合うようになる。だがラウルは休日もなく働かせられていて、なかなか会えない。怒ったルシアは、アレホに直談判しようとする。困ったラウルは仕事を抜け出すことを決意。限られた時間の中で2人は愛を深めていく。
エンリケタの使用人バルビナが、エレナと偶然再会する。ルシアがエレナとアレハンドロの娘と知り、真実をエンリケタに告げるべきかバルビナは苦悩するが、運命は母娘の再会へと動き始める。一方ルシアとラウルは急速に愛を深めていき、娘を思うエレナの心配する事態へと発展してしまう。心の中でアレハンドロに助けを求めるエレナは偶然部屋を訪れたエンリケタと鉢合わせ、2人は20年の時を経て再び激しく衝突し合うのだった。
再会したエンリケタとエレナは激しく罵り合い、互いに大きなショックを受ける。一方、ラウルはクリスタルの紹介でコバルビアス家の庭師として働き始めるが、強引なクリスタルにいつも押され気味。そんな折、ルシアの妊娠疑惑が浮上し、エレナは激しく動揺する。後日再びエレナの元を訪れたエンリケタは、ルシアを置いて国を出て行くよう詰め寄る。クリスタルとキスするラウルを目撃したルビは、何も知らないルシアに報告に訪れる。
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