エンジェル ～ 天使のような反逆者全30話
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クリスタルはラウルを引き止めるために、脚が不自由になったという演技を続ける。ルシアの家に通い詰めるラウルは、クリスタルが回復しだい離婚してルシアとやり直そうと考えるが、ルシアは彼をどうしても信用できない。クラウディオからもプロポーズを受け、2人の間でルシアの心は揺れる。一方、ルシアの母エレナは、瀕死のケガを負った夫と再会。犯人がエンリケタとクリスタルであることを知り、悲しみと怒りを新たにする。
ラウルはルシアへの思いを抑え切れず、ルシアもラウルをあきらめ切れない。クリスタルは、ラウルがルシアにキスする場面を盗み見て嫉妬に駆られる。ラウルを繋ぎ止めるため、子供を作りたいと迫るものの反対されたクリスタル。何とかワナにはめようとレオネルと共に画策する。一方、アレハンドロはエレナだけでなくルシアとも再会し、最愛の家族を取り戻す。クラウディオと弁護士の助けを得て、ついにアレハンドロの逆襲が始まる。
ラウルを繋ぎ止めるために人工授精で妊娠しようと、病院を訪れたクリスタル。病院からの帰り道、彼女はルシアの家に寄るが、二人は激しい口論の末に取っ組み合いのケンカを始める。止めに入ったレオネルに、クリスタルはルシアを殴るよう命令。ルシアは激しい暴行を受ける。さらにクリスタルは、自分の悪行を暴露しようと屋敷を訪れたエルネストを書斎で殺害。倒れたエルネストを発見したルシアは殺人の罪に問われることに……。
ラウルはクリスタルに離婚を切り出すが、妊娠を告げられて断念する。だがその後、クリスタルが歩けないのは芝居であったと知って、激怒するラウル。一方、ルシアはクリスタルの妊娠を知り、ショックを受ける。ルシアを愛し続けると言うラウルに対し、離婚を迫るルシア。ルシアがクラウディオとの婚約を破棄したと知って、ついにラウルも離婚を決意した。しかしルシアの行動には、ある人物の思惑があった。
ラウルがクリスタルを捨ててルイジの家に滞在していることを知り、喜ぶルシア。エルネストの手紙を見つけたナターシャは、犯人がクリスタルだと知って警察に届ける。だが証拠の手紙は破棄され、逆に自分が捕まってしまう。ルシアの双子を預かったルイジの計らいで子供たちに会ったラウルは、喜びのあまり帰りが遅くなって大雨に降られてしまう。ルシアは子供がいなくなったことでパニック状態に陥り、ルイジを捜しに出る。
ラウルが外へ連れ出したために、子供の1人が肺炎にかかってしまう。クラウディオが手を尽くしたおかげで無事に助かり、ルシアは父の復しゅうからラウルを逃れさせるため、クラウディオとの結婚を決意する。またアレハンドロもエレナに求婚し、結婚式のためラスベガスへ旅立つが、行く手にはクリスタルのワナが待っていた。一方、エテルビナはアレホに離婚をつきつけられ、ルシアを逆恨みして恐ろしい事件を引き起こす。
記憶が戻らぬままペネロペの世話係をするルシア。彼女の美しさに惹かれ始めたホセは次第に気持ちを抑えきれなくなり、激しく気持ちをぶつける。ルシアも彼に惹かれていくが、ペネロペのために気持ちを抑えようとする。一方、誘拐犯から逃れて無事帰宅したアレハンドロとエレナは、ルシアの悲報を聞き悲しみに打ちひしがれる。裁判所に財産を没収されて屋敷を出たコバルビアス一家は、ラウルの稼ぎに頼ってアパート暮らしを始める。
ペネロペの誕生日パーティーで、ルシアはホセに愛を告白される。ルシアも彼の優しさに触れ、気持ちが傾きつつあった。そんな折、外出先でラウルに出会う。誰かは思い出せないが、なぜか胸が高まるルシア。ラウルは死んだはずのルシアにそっくりな女性の出現に動揺を隠せない。真実を確かめる前にルシアはその場を立ち去る。クリスタルは不審な電話の主と対面。彼女が目にしたのは自分が殺したはずのエルネストの姿だった。
クリスタルはルシアにそっくりなアンヘラを見て、ルシアが生きているのではないかと疑い始める。一方で、隣の農場にアンヘラが住んでいることを知り、彼女への思いを募らせるラウル。マリエラと結婚したクラウディオだったが、自分が子供を作れない体だと知り、激しくショックを受ける。ロムロは、クリスタルがエルネストを殺した証拠をつかんでいた。
クリスタルとホセが隠れて会っていることを知ったラウルは、妻に別れを警告する。彼はアンヘラへの愛情を日増しに募らせ、ホセとの対立を深めていく。偶然アンヘラと遭遇したエレナは、亡くなったはずのルシアと酷似していることに動揺。パトリシアはホセを我がものにするため、アンヘラに襲いかかる。もみ合いに発展した2人のケンカは、思わぬ事態を引き起こすことに……。
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