地球と生きる~ガイアネティクスの時代~全13話
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タイでは、輸出品として価値のあるエビの養殖池を作るため、マングローブ林が次々と伐採され、減少の一途をたどっています。この事態を重く見たタイ政府は、日本の研究者にマングローブの植林と研究を依頼しました。土壌が悪かったり、海水の流れが止まったりと苦難の連続でしたが、現在では84ヘクタールものマングローブが育ち、緑を取り戻しつつあります。今回は、海の生態系と復活に挑む人々の情熱と研究を追いかけます。
北海道、釧路湿原。ここでは牧草地や宅地の開発による環境破壊が深刻になってきています。サンショウウオやタンチョウを呼び戻そうと、環境保護の活動を始めた人々が増えています。植物の力を借りて汚れた湿原の水を浄化する研究に取り組む標茶高校の生徒たちをはじめ、釧路湿原の再生に取り組んでいる行政や専門家、地域住民たちを追います。
東京湾の一番奥に残された干潟と浅海域三番瀬。高度経済成長期に大規模な埋め立てによって姿が変わり、生態系や水質は多大な影響を受けました。長年三番瀬の研究をしている東邦大学風呂田教授による干潟観察会を始め、地元のNPO、漁師などが干潟の保全を訴える活動をしています。番組では彼等の活動を通して、三番瀬の自然をみつめなおします。
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