偉人たちの夢全120話

歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、電磁気学の分野で重要な功績を残した、ジェームズ・マクスウェルです。●1831年、スコットランドのエジンバラに生まれる。●8歳で母を亡くす。10歳でエジンバラ・アカデミー入学。●1850年(19歳)、トリニティ・カレッジ入学。●1854年(23歳)、電磁気の研究を始める。●1856年(25歳)、アバディーン大学の物理学教授に就任。●1857年(26歳)、論文「ファラデーの力線」完成。ファラデー本人に高く評価される。●1861年(30歳)、三原色論について講演。●1871年(40歳)、キャベンディッシュ研究所の初代所長に就任。ヘンリー・キャベンディッシュの記録を整理・出版。●1879年(48歳)、ガンのため死去。
  • 及川わたる(出演)、新井宏之さん  横浜国立大学大学院
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、防災科学の提唱者、寺田寅彦です。●1878年(明治11年)、東京・麹町に生まれる。●1896年(明治29年、19歳)、熊本の旧制第五高等学校(現在の熊本大学)入学。夏目漱石、田丸卓郎の教えを受ける。●1899年(明治32年、22歳)、東京帝国大学物理学科入学。●1904年(明治37年、27歳)東京帝国大学理科大学の講師になる。音響学、磁力学を研究。●1913年(大正2年、36歳)ラウエ斑点を撮影する研究をはじめる。のち(大正6年)この研究で帝国学士院恩賜賞受賞。●1916年(大正5年、39歳)東京帝国大学理科大学教授に任命される。夏目漱石死去。全集の編集委員となる。●1923年(大正12年、46歳)、関東大震災。震災調査に従事。防災科学に取り組むきっかけとなる。●1925年(大正14年、48歳)東京帝国大学に地震研究所設置。教授となる。随筆集の出版あいつぐ。●1935年(昭和10年、58歳)転移性骨腫瘍で死去。
  • 及川わたる(出演)、山下輝夫さん 東京大学地震研究所
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、トロイア遺跡の発掘で有名な考古学者、ハインリッヒ・シュリーマンです。●1822年、北部ドイツに生まれる。父親は牧師だった。●1836年(14歳)、雑貨商店へ奉公に出る。●1841年(19歳)、南米へ渡ろうとして船が難破、オランダに流れ着く。アムステルダムで商社に雇われる。●1846年(24歳)、ロシアに赴任、商売を成功させる。●1850年(28歳)、ゴールドラッシュのアメリカへ渡り、融資で財産をつくる。●1871年(49歳)、トロイアの発掘をはじめる。●1873年(51歳)、財宝を発見。ギリシャへ運び出し、トルコ政府ともめ、財宝泥棒の汚名がつく。●1876年(54歳)、ミケーネ遺跡の発掘を始める。●1881年(59歳)、ベルリン名誉市民に選ばれる。●1891年(68歳)、ナポリにて死去。
  • 及川わたる(出演)、小田静夫さん 東京都教育庁生涯学習部文化課
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、孤高の数学者であり哲学者だった、ブレーズ・パスカルです。●1623年、フランス中部クレルモンに生まれる。父親は税金関係の裁判所副長官だった。●1631年(当時8歳)、パリへ移住する。幼少期から天才ぶりを発揮した。●1640年(当時17歳)、円錐曲線試論を発表。評判をあつめる。●1642年(当時19歳)、自動計算機を発明。●1648年(当時25歳)、真空についての大規模な実験を行い、論文にまとめる。●1650年頃(推定27歳)、父親の怪我をきっかけにキリスト教の一宗派に入信。●1654年(当時31歳)、第ニの回心と呼ばれる宗教的体験をする。●1656年頃(推定33歳)、キリスト教弁証論を執筆。完成しなかったが、「パンセ」として読みつがれる。●1662年8月19日 (享年39)、病死。
  • 及川わたる(出演)、佐々木力さん 東京大学大学院
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、ペニシリンの発見者、アレグザンダー・フレミングです。●1881年スコットランドの農家に生まれる●1897年(16歳)、ロンドンへ出、船会社の事務職につく。●1901年(20歳)、セントメアリー病院へ入学、医学を学び始める。●1906年(25歳)、ライト博士の研究所の助手になる。●1921年(40歳)、リゾチームの発見。●1928年(47歳)、ペニシリンの発見。●1945年(64歳)、ノーベル賞受賞。●1955年(73歳)、ロンドンで死去。
  • 及川わたる(出演)、小林宏行さん 杏林大学
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、科学者として、また政治家としても活躍したベンジャミン・フランクリンです。●1706年アメリカ合衆国マサチューセッツ州のボストンで誕生●1723年(当時17歳)フィラデルフィアへ飛び出し、印刷工場に就職●1724年(当時18歳)印刷の修行にロンドンで行く●1728年(当時22歳)印刷所 開業「フィラデルフィア新報」「貧しいリチャードの暦」等を発刊●1742年(当時36歳)新型暖炉の研究に打ち込む●1746年(当時40歳)電気の研究を開始●1765年(当時59歳)印紙税反対運動●1776年(当時70歳)独立宣言 作成●1790年4月17日フランクリン死去 (享年84)
  • 及川わたる(出演)、古瀬充穂 独立行政法人 産業技術総合研究所、電力エネルギー研究部門 超電導応用グループ
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな過程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、核分裂の研究で重要な功績を残したリーゼ・マイトナーです。●1878年 オーストリアのウィーンで誕生●1901年(当時22歳) ウイーン大学へ入学、その後物理学の博士号を取得●1907年(当時28歳) ベルリン大学の聴講生となり、マックス・プランクに師事する              オットー・ハーンと出会い、原子核に関する研究を行う●1912年(当時33歳) ウイルヘルム研究所に移る●1914年(当時35歳) X線治療の看護婦として戦地へ赴く●1920年(当時41歳) 大学教授となる●1938年(当時60歳) ナチスによるユダヤ人迫害のため亡命の旅にでる。スウエーデンのノーベル研究所へ●1968年10月27日 リーゼ・マイトナー死去 (享年89)
  • 及川わたる(出演)、小口 治久 独立行政法人 産業技術総合研究所 電力エネルギー研究部門 核融合プラズマグループ
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、無線通信の発明者、グリエルモ・マルコーニです。●1874年4月25日、イタリアのボローニャに生まれる。父親は裕福な実業家だった。●1894年(20歳)、ハインリッヒ・ヘルツによる電磁波の研究論文を読み、無線のアイデアがひらめく。●1895年(21歳)、無線通信の実験に成功する。●1896年(22歳)、イギリスへ渡り、船会社で無線の実演をする。●1897年(23歳)、世界初の無線通信の会社を興す。●1899年(25歳)、英仏海峡を越えて無線を送る実験に成功。●1901年(27歳)、大西洋を越えて無線を送る実験に成功。●1909年(35歳)、ノーベル物理学賞受賞。●1937年7月20日(63歳)、心臓発作で死去。
  • 及川わたる(出演)、久我 宣裕さん 東京工芸大学 工学部
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、土星型原子構造の提唱者として知られる、長岡半太郎です。●1865年,長崎県に生まれる。父親は武士で、明治維新後要職についていた。●1874年(当時9歳)、上京。小学校を落第。●1882年(当時17歳)、東京大学に進学。物理学の研究に取り組む。●1890年(当時25歳)、東京帝国大学の助教授になる。                                                              ●1893年(当時28歳)、ドイツ留学。●1903年(当時38歳)、土星型原子構造のモデルを発表。●1917年(当時52歳)、理化学研究所へ入所。●1924年(当時59歳)、水銀還金事件。●1931年(当時66歳)、大阪帝大初代総長に就任。●1950年12月11日、脳出血で死去。享年85。
  • 及川わたる(出演)、青木榮治さん  長岡半太郎記念館 館長
  • 再生時間 : 29分
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歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、映画の発明者、オーギュストとルイの、リュミエール兄弟です。●1862年に兄オーギュスト、1864年に弟ルイ、フランスのブザンソンに生まれる。父は写真館を開業していた。●1881年頃、ルイ(当時17歳)が父親の仕事を手伝い始める。感光剤の改良やガラス乾板の研究をし、成果を上げる。ルイのガラス乾板の評判がよかったため、父親は工業都市リヨンにガラス乾板の工場をつくる。●1890年頃、ルイの開発した感光剤「エチケット・ブルー」が大ヒットする。●1894年(当時兄32歳、弟30歳)、パリでキネトスコープを見た父親のすすめで、動画の研究を始める。●1895年(当時兄33歳、弟31歳)、シネマトグラフ完成。父親によるパリでの興行が評判を呼ぶ。●リュミエール商会設立。世界各地に技師を派遣、撮影してその場で上映するスタイルで一世を風靡。●1948年6月6日、弟ルイが84歳で死去。●1954年4月10日、兄オーギュストが92歳で死去。
  • 及川わたる(出演)、稲蔭 正彦さん 慶應義塾大学 環境情報学部教授
  • 再生時間 : 29分
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