ゴーストハント全25話

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ある公園で、突然、水が降ってくるというカップルだけを狙った怪事件が起きていた。事件の調査を真砂子に依頼されたナルは、渋々引き受ける。ナルが興味のない事件を引き受けたことから真砂子との仲を怪しむ麻衣。そんな中、事件の真相を調べるため公園に向かった一同は、カップルとなっておとり作戦を実行するが…。

制作国:日本

制作年:2006年
スタッフ:
原作：小野不由美／漫画：いなだ詩穂／掲載：「KCなかよし」講談社漫画文庫刊／監督：真野玲／シリーズ構成：上代務／脚本：上代務／國澤真理子／中瀬理香／吉田玲子／キャラクターデザイン・総作画監督：岩瀧智／プロップデザイン：川上哲也／美術監督：笠井美枝／色彩設定：安藤智美／撮影監督：黒澤豊／編集：関一彦／音響監督：蝦名恭範／音響制作：デルファイサウンド／音楽：増田俊郎／美術：スタジオ・イースター／アニメーション制作：J.C.STAFF／製作：マーベラスエンターテイメント/／：エイベックス・エンタテインメント／
キャスト:
谷山麻衣：名塚佳織／渋谷一也：泰勇気／リン：成田剣／滝川法生：浜田賢二／原真砂子：釘宮理恵／ジョン・ブラウン：岡本信彦／松崎綾子：鈴木真仁／安原修：岡野浩介／

クリスマス・イブ。ジョンの依頼で教会を訪れた麻衣たち。そこでは時折、教会に預けられている子供たちが、以前教会で行方不明になった少年・ケンジの霊に憑衣されるという。その日もタナットという男の子がケンジの霊に憑依され、朝からいなくなっていた。早速、タナットを探し始める麻衣たちだったが…。

ケンジの霊に憑依された麻衣は、ケンジの父親に似ているリンにまとわりつくようになる。無愛想なリンが振り回されている光景に、滝川や綾子は笑いが止まらない。しかしたまりかねたリンが冷たく突き放すと、ケンジの霊はひどく傷つき、麻衣に憑依したまま姿を消してしまう。憑依をするケンジの霊の切ない願いとは…？

「ぼくは犬じゃない」という遺書を残して緑陵高校の生徒である坂内が自殺した。それからというもの、おかしな事件が起こるようになった緑陵高校を訪れる麻衣たち。生徒会長の安原が調査を手伝ってくれることになるが、松山ら教師たちの管理体質と、幽霊や迷信を頭ごなしに否定し小バカにする態度に麻衣は反感を覚えて…。

「霊なんて元々いない。金儲けが目的だろう」と麻衣たちを非難し、坂内と同じように悲惨な末路を辿るだろうという松山の言葉に、怒りを覚える麻衣。そこへ黒い犬の霊が姿を現す。そんな中、学校中で流行っている『ヲリキリ様』と呼ばれるコックリさんは、坂内のいた美術部から流行り始めたことが判明するが…。

麻衣も凶悪な霊に襲われ、事態は悪化の一途を辿るばかり。だが、麻衣の夢をきっかけにナルは緑陵高校の一連の事件が霊を使った蠱毒だ、と事件の真相を見抜く。蠱毒は呪詛の一種で、ヲリキリ様の紙が呪符として使われていたことが判明。呪符に名前を書かれた人物は蠱毒が完成すると死ぬという。その人物の名前とは…。

事件の真相は蠱毒という霊を使った呪殺だった。呪殺の対象は松山で、自業自得だと思う麻衣。一方、ナルは事件を解決するため、蠱毒を呪者に返す呪詛返しを行うという。しかし、呪詛が返ったら呪者とは知らず、呪殺に手を貸していた生徒たちの命は…。考え直すようナルに迫る麻衣だったが、ナルの決心は変わらず…。

ナルの師匠の森まどかから、ある屋敷で起きた行方不明事件の調査を依頼されたSPRは、美山邸を訪れる。増改築を繰り返し、迷路のようなつくりの美山邸には心霊研究の権威であるオリヴァー・デイヴィス博士など、多くの霊能者たちが集められていた。そして、麻衣たちは早速、降霊会で行方不明になった霊を呼び出すが…。

霊能者の一人が行方不明に。そんな中、病院のものらしきコートと意味不明なメッセージが残されたお札を発見する麻衣たち。そして、まどかの調査で美山邸の不穏な過去が明らかになる中、さらに行方不明者が発生。麻衣たちは調査を進め、浦戸という人物の自画像を発見する。コート、お札、自画像が意味するものとは!?

血まみれの部屋で殺される夢を見た麻衣は恐怖に震える。ナルは美山邸の中に『閉ざされた部屋』があることを発見。また安原とまどかの調査で美山家の先々代、美山鉦幸と浦戸が同一人物だと判明。そこから麻衣たちが導き出した恐るべき推理とは!? 一方、行方不明者が『閉ざされた部屋』で死体となって見つかり…。

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