匠の息吹を伝える~“絶対”なき技術の伝承~全108話
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モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは、旅客機の客室整備の現場で活躍する森野美香さんとその仲間です。東京・羽田空港に隣接する新整備場で、日々の点検から定期検査までメンテナンス全般を請け負っているこの会社で、森野さんたちが担当しているのは客室の整備。総勢80人が7つの班に分かれ、年中無休、24時間体制で客室に関するすべての整備を行っています。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは、モノクロ写真を化学的な方法で修復する日本でただ一人の写真化学修復師・村林孝夫さんです。「写真に込められた思いを伝えて生きたい」という寺林さんは、写真家であった父忠雄さんの遺志を引き継ぐかたちでこの技術を完成させた。番組ではデジタル修復も含めた写真修復の実際を見ていく。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは、西川材を使った手作りカヌーで林業の再興に一役かっている名栗カヌー工房の山田直行さんです。埼玉県飯能市名栗は江戸時代から林業で栄えた地。名栗川を筏流しで江戸へと運ばれていたこの地のスギやヒノキを江戸では西川材と呼んでいました。山田さんはその西川材を使った独自工法を生み出したのです。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは、主にアルミ管の引抜き加工を行う日本伸管㈱です。径が大きく、肉厚が薄いアルミ管の製造に成功し、その技術力は世界トップレベルの評価を得ています。いかに真円度を出し、パイプの曲がりをなくし、薄い肉厚を実現させるか。困難な目標にたちむかう引抜き加工の職人たちとその技に迫ります。
横浜市金沢区。ここに日本で唯一の打ち出し中華鍋を作っている会社があります。昭和32年創業の山田工業所。工場の中は鉄を打つ、けたたましい音に包まれています。型抜きした平らな板を、強い力で揉むようにしてハンマーで打ち出し、深い丸みのある中華鍋の形に成型していきます。その数およそ5000回。鉄は叩くことで分子が密になって丈夫になります。親から子へ、三世代に渡って打出し中華鍋を作り続ける姿を紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは、金属の圧延加工分野で高い実力をもつ日本クロス圧延とその技術者たちです。こちらの会社には様々な種類の金属が持ち込まれます。それらの多くは機能性材料とよばれる金属で、それぞれに異なった性質を持ち、加工方法も異なります。あらゆる金属を加工することで経験をつみ、技術力を高めていく技術者の姿にせまります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは東京・大田区にある(㈱)上島熱処理工業所の工場長足助清雄さんをはじめとする高温ソルトバス熱処理に携わる技能者たち。真っ赤に溶けた1200℃の炉から500℃の炉へ焼入れされるのは高速度工鋼と呼ばれる特殊な鋼。この鋼の内部組織を変え最も硬くて丈夫な工具へと仕上ていくには長年の経験が必要です。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは築炉工の黒沼友弥さんです。築炉とは工業用炉などの内側高温部分を耐火物で構築する作業のことです。実際に炉を補修する様子を通じて、築炉工とその技に迫ります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは、ATMや自動改札などで使用されるゴムローラーのトップメーカー、日本特材です。ここでは全ての工程を手作業でおこなっています。ゴムという独特の性質をもった素材と、それに挑む職人たちを追いかけます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回取り上げるのは千葉県千葉市にあるJFEスチール㈱のシニアエキスパートの松本均さん(62歳)。松本さんは、ステンレス鋼の製造プロセスにおいて、溶融還元を行う転炉の操業に世界で初めて成功したメンバーの中心人物。定年退職後の今も、後輩たちの指導・育成にあたっています。「現場で考えろ」「真実は現場にあり」この熱い志を未来に伝承したい-。番組では、コンピュータ化が進む製鉄所にあって、現場の技能と経験を伝承しつづける匠の姿を描きます。
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