匠の息吹を伝える~“絶対”なき技術の伝承~全108話
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モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。群馬県太田市にある明電舎太田事業所では、発電機が製造されています。その製作工程の一つ一つに「けがき」と呼ばれる作業があります。機械加工する前の作業で、設計図を読み取り、旋盤加工などの目安となるラインを入れる、言わば大工の「墨入れ」のような作業です。番組では、発電機の「けがき」作業における熟練工の技の魅力と、この道36年の小林章成さんが自ら学び体験したことを後輩へ伝えていく姿を紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。レーザービームや電子ビームなどの熱源を用いた先端加工技術の発達は目覚しく様々な産業分野から熱い眼差しが注がれています。東京・西多摩郡に最先端の設備と材料加工のノウハウを持つ企業、東成エレクトロビームがあります。主な仕事は、溶接・切断・孔開け・マーキング・航空宇宙部品関連などの超微細加工などで、平均年齢20代の若者たちが職場の中心です。番組では、レーザー・電子ビームの技術とその世界に挑む若き匠たちの姿を追う。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。東京都品川区に、アイデアを武器に金型を製造している、新興セルビックの竹内宏さんがいます。近年、金型の製作拠点が中国などに移りつつあり、国内の金型産業は危機を迎えています。しかし、竹内さんはアイデアを基に再び現状に戦いを挑み、今までの経験と知恵を使い、アイデアによって国内の金型製作技術を残そうとしています。竹内さんの挑戦を紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。兵庫県明石市に最先端技術と、日本古来の伝統的技術を融合させ「形」求める工房、セイコーがあります。木型職人の濱口弘亮さんは、製品となるモデルの絵から立体的な形をイメージしてその原型となる形を生み出します。超微細な金型加工に挑む朝辻吉浩さんは、特殊な精密金型の加工を行います。板金を行う北村清治さんは、早く、綺麗に、楽に行うための研究に勤しんでいます。番組では、形を極める3人の匠たちを中心に、日本古来の伝統的匠の技と、最新技術融合している姿を追います。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。神奈川県座間市の工業団地の一角にあるトヤマでは、放射光、粒子加速器、物性物理、半導体などの最先端科学における研究・開発向けの実験装置を製造しています。日本原子力研究所、理化学研究所、高エネ研をはじめ、官民の研究機関がその納入先に名を連ねています。番組では、最先端科学を支える匠たちの姿を設計⇒機械加工⇒組立ての順で追いかけます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。大田区の一角に、世界各国の紙幣計算機に使用されている真空ポンプの開発製造を行っている三津海製作所があります。ここでは、独自の材料を用い、設計、成型、加工、組立てまで一貫して自社で行っています。社長の渡邊陽次さんの、“諦めず追求する”ものづくりの心は工場で働く若手にも受け継がれ、高森誠之さんがピストンポンプの小型化に成功しました。番組では、真空ポンプの開発に情熱を傾ける工場の匠を紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。「めっき」は古くからの金属の表面処理技術で、金属の光沢を保つという装飾性と、錆を防ぐ防錆・防食性、そして耐磨耗性を高めることで、製品の機能を高め、寿命を延ばす加工技術として受け継がれてきました。横浜市金沢区の金属工業団地にある旭産業は、神奈川県下でもめっき加工の草分け的存在で、特注品を中心とした手作業一筋のめっき加工を手がけている。番組では、様々なめっき技術をもつ工場と、それを独自のやり方で継承するいくつかの先輩・後輩関係像を描く。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。埼玉県川口市の大六鋳造は、昭和26年に創業、三代続く鋳物業の老舗です。主力製品は油圧関係・一般産業機械の部品で、大六鋳造が請け負っているのは、「手込め」といわれる単品の鋳造製品。多品種少量の典型で、自動化生産とは違い、1つ1つが全て違った設計で造られます。番組では、鋳物が出来るまでを追いながらその技術のポイントを説明し、石井親子のそれぞれの鋳物にかける「想い」を描きます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。神戸市東灘区にある布引製作所は、工業用に使われる精密打ち抜きスクリーン(金網)の専業メーカーです。わが国で始めての電気カミソリやトランジスタラジオなど、小口径の金網づくり一筋で築きあげてきた独自の技術は、現在では食品や薬品メーカーの製造に欠かせぬ物質の分離、濾過、脱水などの生産設備に使われています。番組では、徒弟制的な修行時代を経験した岡恵三さんの案内で、知られざる精密打ち抜き金網づくりの技と心を探ります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。東京都葛飾区に昭和27年からピンセット一筋に製造を続ける、幸和ピンセット工業があります。ここで製造している製品は、医療用を中心に約200品目、材料や長さで分類すると数百種類にもなります。社長の鈴木さんは従来職人によってしか出来なかった技術の機械化に成功、数百あった工程を数十工程に縮め、安くて良い品を提供することができました。ものづくりに対する精神は、息子である専務の正弘に引き継がれ、若い社員と共に新しいピンセット作りを目指しています。
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