匠の息吹を伝える~“絶対”なき技術の伝承~全108話
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モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。今回は、大阪市此花区にある住友電気工業の工場で、銅線製造30年の平野力さんを紹介します。発電所からの長い電力ケーブルに使われる銅線は、電気抵抗を減らすことが求められ、日本の銅線製造業は純度の高い銅線を作るための技術革新を進めてきました。世界に誇る銅荒引き線の連続一貫ラインになりながら、機械化に適さず熟練を必要とする炉内の様子の読み取りや、微妙な温度管理を行いながら、後進の育成に励む姿を追跡レポートする。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。近年、解体除去の現場で脚光を浴びてきている切断方法のワイヤーソー工法。これまでの解体除去の現場で問題となっていた粉塵、振動、騒音などが大幅に軽減、除去できる工法で、住宅地や商店街に近隣している場所でも周囲へ悪影響を与える事なく工事できるようになりました。今回の現場は神奈川県横浜市東横線の通る高架下、住宅地内の公園。地下6.5mに通る下水道工事が行われています。番組ではこれまでの破砕機などを用いる解体除去の現場からは異なる新しい解体除去の現場の様子を取りあげます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。東京都新宿区にある東京身体障害者福祉センターは、義肢装具に関する一貫したサービスを提供し総合的なリハビリテーションが可能な日本有数の施設です。今回は、ここで働く義肢装具士の坂井優之さんと臼井二三男さんを紹介します。義足を作りに来る患者さんは、歩けるようになるかどうかも不安な精神状態にあります。しかし近年ではスポーツ用の義足の開発もすすみ、走る事も可能なのです。いったいどのような匠の技を披露してくださるのでしょうか。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。東京都青梅市に、ミクロン単位のガラス加工を行う会社、鬼塚硝子があります。奥平工場長は今日まで25年間、ガス加工を中心に腕を磨いてきました。その加工技術には鬼塚社長も絶大な信頼をおいています。若手には自分流の匠になって欲しいと常におもっています。作業場には自社製作をしたガラス加工用の旋盤や、真空成形加工に使う金属片もならんでいます。また、鬼塚硝子が古くから取り組んでいる、小型の炭酸ガスレーザーの自社開発・製造・販売も紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。東京都にある八王子は昔から織物の産地として知られていますが、織物産業の斜陽化は進み織物業に携わる企業の数は減りつつあります。そんな中、世界に向けて自らの製品を発信し続けている特異な企業が「みやしん株式会社」です。番組では新たな織物のパターンを開発する宮本英治さんと若い職人たちを追います。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。東京都北区にあるしも鉸り製作所。この会社では金属板金へら絞りを主に手掛けています。「へら絞り」とは、金属板をろくろのように回しながらローラーを当てて金型に押し付けていく技術で、大型換気扇などの工業用大型部材などに広く使われています。番組では、ラジコンカーのマフラーを手掛け初めて約15年、0から始めたマフラー作りで、トップシェアに至った技術革新について紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。鍛造技術や熱処理技術の基礎になっている知識は、古来から伝わる鍛冶の技法のなかにあります。1970年代、量産安価な裁ちばさみの普及に直面した千葉県成田市の刃物鍛冶石塚洋二郎さんは、包丁やナイフなどを古式製法で造ることに挑戦。苦労の末、包丁に新しい技法を確立しました。番組では、いわば鍛冶の原点に返って一家3人で営む包丁造りの現場に、卒業制作で手づくり刃物に挑戦する工業高校生が訪ね、その技法と心に触れる姿を描く。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。原子力発電プラントの圧力容器などの製作には高い安全性、信頼性が求められます。なかでも溶接は要の技術で、さまざまな工法が開発されてきました。三菱重工業神戸造船所の段林勝治さんは、この道40年の熟練技能の持ち主。番組では、圧力容器製作のための代表的な溶接工法であるサブマージ溶接やTIG肉盛り溶接などの様子を紹介しつつ、後輩たちの指導育成に情熱を傾ける段林の毎日を追う。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。地中を掘り、地質を調査する為のボーリング。トンネル工事などを行う前には、欠く事の出来ない調査です。水平ボーリングを受け持つ川崎地質株式会社の伊藤光夫さんは経験30年のベテランですが、一つの山でも掘る場所、角度によって地質は異なる為、40年、50年かけて至る場所で経験を積んでいく必要があります。様々な地質に対応できるように数種もの掘削器具を選択し、数十メートルも掘り進んでいくボーリングの技術者の姿をおいます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。私たちの食卓を賑わす冷凍食品やチルド食品の自動製造機を一手に引き受ける企業が兵庫県尼崎市にあります。小さな機械の中に様々な機能を持たせるには機構学的にメカニズム的に非常に困難ですがそれを世界で初めて作り上げたのが大英技研株式会社の渡部社長でした。中華惣菜にとどまらない製品の開発を続ける渡部社長以下技術者の面々の取り組みを伝えます。
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