匠の息吹を伝える~“絶対”なき技術の伝承~全108話
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モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。銀河から噴出す真紅の光を捉える世界最大の天体望遠鏡「すばる」。直径8.2メートル、厚さ20センチの巨大なレンズのゆがみを抑える技術を可能にしているのが音叉式センサです。鏡面の微妙なゆがみを能動支持機構・アクチュエータにより修正し、その移動量を検出して安定した性能を発揮させるものなのです。今回はこの音叉式センサの組立てになくてはならない匠を紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。私たちの生活や文化・経済を支える電気。その大容量の電気を生み出す巨大な発電機や変圧器を生産する技術は、電工という長く培われた技の結晶です。日立製作所・日立事業所。今回は、この広大な事業所の中で40年間、変圧器一筋に生きてこられた匠に迫ります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。1910年、40坪にも満たない小さな小屋で国産技術で作られた日立最初の5馬力誘導電動機モーターが生まれてから、およそ100年。様々な技術の発展のもとに多くの発電機やモーターを生み出したその基礎を支えたのが電工という技術です。今回は、130万キロワットの容量を持つ巨大発電機のコイル製作から組立まで40年のベテランを追い、電工職の真髄とその伝承について探ります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。私たちの生活基盤として欠くことの出来ない電気。発電所から各企業、家庭へは送電線を通って送られています。那須電機鉄工の遠藤幸男さんは錆や腐食から鉄塔を守るため部材に溶融亜鉛メッキを40年間も施してきた匠です。大きな鉄塔部材を400度にもなる溶融亜鉛メッキ槽に漬けるのは非常に危険ですが、楽しみながら作業を行う遠藤さんを始めとする職人たちのメッキに対する思いに迫ります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。ベルトコンベヤは、物流の現場において欠かせません。秩父にあるセメント工場では原料である石灰石を運搬する為に採掘場から加工現場まで、20Kmを超えるベルトコンベヤを使用しています。300mほどのゴム板を何枚も繋ぎ合わせて作られるエンドレスゴムは、経年変化などのため繋ぎ目を修繕する作業が数年おきに必要です。番組ではそのベルト接合の現場で働くベテラン職人を追い、知られざるコンベヤベルトの世界を紹介致します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。製品を作る際の「基準」を決める計測器、それがゲージです。そして正確なゲージを仕上げるためには、機械ではなく人間の手によるハンドラップという作業が求められます。株式会社シゲルの原田茂男さんは、ゲージ一筋65年の大熟練工。正確な寸法と形状が厳しく求められるゲージ作りにおいて、熟練工のこだわりと後継者への伝承風景を紹介する。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。東京都葛飾区に創業70年のめっき加工会社、「ヒキフネ」があります。今回の匠・石川進造さんは、みんなからめっき博士と呼ばれる通り、だれよりもめっきに詳しい人物です。めっきの歴史は古代から現在まで装飾めっきを中心に発展してきました。現在行われている工業めっきや機能めっきの根幹も装飾めっきにあります。また、超高速・超精密分野で新たな技術を切り開いているめっき技術が、今後はどんな歩みをしてゆこうとしているのかを探ります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。自然に囲まれた岩手県盛岡市の郊外にある時計メーカー盛岡セイコー工業には、一日の誤差の平均がプラス5秒マイナス3秒という国際クロノメーター規格よりも厳しい基準を満たす高精密機械式時計を組み立てている職人、大平晃さんがいます。今回の匠が組み立てているのはわずか直径28.4ミリ厚さ5.4ミリの世界なのです。100分の1ミリ単位の調整が要求される機械式時計の組立てから調整作業をCCDカメラで克明にとらえ、大平さんが時計に命を吹き込んでゆく工程を追っていきます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。松下電器では、しばらく中断していた技能五輪への参加を4年前から再開し、早くも金メダル、銀メダルを獲るまでになりました。量産のために欠かせない高機能の生産設備を開発製作していく上で、優れた技能者を社内で育成していく必要があるとの、反省にもとづく戦略的な判断があったからです。番組では、来年の技能五輪世界大会(スイス)をめざす若ものたちの特訓の模様やコーチイングを紹介するとともに、流体軸受技術の開発における技術と技能を見ていきます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。耐久性や磁気特性に優れているアモルファス合金は携帯電話などに代表される電子機器の小型化には欠かせない素材として以前より注目されていますが、非結晶の合金であるために従来のスリット加工によって切断しようとしても、粉々に砕けてしまうという加工上の問題があります。そのアモルファス合金を髪の毛の細さにまでスリット加工することに成功した仲代金属の安中茂さん。アモルファスのスリットで培ったノウハウを他にも生かし新しい技術を生み出す。新しい技術はすぐさま若手社員に伝授される。彼は全員が自分と同じ水準の技術者になる事を求めている。そしてそれに応え追いつき追い越そうとする若手社員達の姿を追う。
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