匠の息吹を伝える~“絶対”なき技術の伝承~全108話
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モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。千葉県松戸市の工業団地にある富士焼結株式会社では、鉄や銅の金属の粉末を型に入れて圧縮し、加熱して固める粉末冶金法と呼ばれる製法によって様々な機械部品を作り出しています。富士焼結のダイセット組み立て部署にいる、原口・長谷井・鬼沢さんら三世代の技能者は、自らの仕事を楽しみ、誇りを持って作業に当たっています。番組では、焼結製造の工程を紹介し、受け継がれていく技能を見つめます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。理化学研究所の重イオン加速器は、自然界には存在しない核種をつくりだし、元素誕生の謎にせまるRiビームファクトリー計画へとその装置の巨大化が進んでいます。この実験装置の性能を決定づけるのが、ECRイオン源と呼ばれる重イオンを生成する装置の操作テクニックです。番組では、古墳から出土する朱の解明に威力を発揮し始め、考古学とのコラボレーションがはじまったECRイオン源を操作する若い研究者木寺正憲さんの仕事に密着します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。あらゆる素材を一刀両断してしまう、極上の切れ味を誇る切断加工機の切れ味の秘密は、刃の先端に隠せれています。鋼鉄でできた刃の先端部には、ダイヤモンドの粉末が付着されていますが、指先で触ってみて初めてザラつきが確認できる程度です。番組では、ダイヤカットマシンの切れ味を見せるとともに、新製品開発に意欲を燃やすリョーワ(東京・墨田区)の社長、和田さんさんの魅力に迫ります。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。埼玉県北足立郡伊奈町にユニオン建設保線技術研修センターがあります。平成7年に設立されたこのセンターでは、線路の安全を守る保線の仕事に従事するため高校卒業後の新入社員が全寮制で1年間をすごし、鉄道の基礎的知識から軌道工事の技術まで実習を含めて教育を受けています。“安全はすべてに優先する”をモットーに鉄道の安全を支えて来た保線技術とその心を伝えようと努力するベテランたち、それを受け継ぐ若者たちの姿を追いました。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。千葉県習志野市にある島崎熱処理株式会社は、鉄鋼を主体とした金属の素材や製品に熱処理加工を行う工場です。熱処理とは、金属を加熱と冷却の組合せによって強靭な性質に変えることです。番組では、どのような形で、鋼に熱処理が行われているのか、焼入れ・焼戻し作業の現場を見ていくとともに、炎が立ち込める炉を駆使して鋼に命を吹き込む男達の姿を紹介します。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。日本の山岳トンネル掘削工事の難しさは,地形が変化に富み地質が複雑な点にある。急速な機械化が進んだ現在でも掘削前線の切羽は危険が隣り合わせの現場であることに変わりありません。番組では昭和50年代に主流になったNATM工法という山岳トンネルの代表的な掘削の仕方を紹介し、経験がものをいう岩目の読み方など40年の熟練者の知恵とその伝承の模様を伝えます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。岡野工業は、東京・墨田区に工場を置く金型製作所です。平らな金属に多方面から何度も力を加え継ぎ目のない立体に仕上げる「深絞り」。岡野工業が有する「深絞り」の技術から、リチウムイオン電池のステンレス角型ケースや携帯電話の電池ケースなどが生まれました。そこには、金型の形、潤滑油の種類、打ち抜くプレス機のスピードなど微妙に調整させた社長の岡野雅行さんの技が込められて、初めて実現したのでした。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。技術のマイクロ化を追求し、世界最小の10万分の1グラムの歯車を作りに成功した樹研工業(愛知県・豊橋市)は、精密なプラスチック成形を行う小型精密部品メーカです。社長の松浦元男さんは、最先端技術の開発が社員のモチベーションを高め、会社を活性化させると語ります。樹研工業には、2つの金型製造部門があり、両者に共通するのは、手作業による基礎訓練を皆積んでいるということ。番組では、樹研工業における新世紀の技術・技能者のひとつの姿を追います。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。野田の醤油生産の歴史は400年。醤油醸造30年のキャリアをもつキッコーマン野田工場の職長富山真さんは若いエンジニアである柳沼淳夫さんと一緒に、毎日工場内の仕込みタンクや仕込み倉を見まわっています。工場では一定期間ごとにサンプルを取り科学的な分析数値による諸味管理を行っていますが、人の経験と五感がかかせません。番組では、あまり知られていない醤油醸造の実際の姿と微生物と対話することに要する熟練とその伝承の模様を描きます。
モノづくりの現場で磨きをかけるその道の熟練者を追うドキュメンタリーシリーズ。絶対音の標準音源として、音楽用、医療用に使われる音叉を製作しているのは、日本では千葉県船橋市にある日音医理科器械製作所が唯一です。音叉づくりの難しさは、ハンマーで叩いたりグラインダーで削ったりしながら、左右のバランスをとりつつめざす振動数の音をださせることです。番組では音楽や医療の現場で使われる音叉を紹介しつつ、一本一本手作りで作られていく製造工程を追います。
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