つくば発しなやかな産業革命全12話

カーボンナノチューブとは、炭素でできた直径数ナノメートルの筒状の物質です 。その性質は軽量で柔軟性がありながらも、鋼鉄より強く、導電性にも非常に優れており、まさに夢の素材がといえるでしょう。これは、15年前、日本人によって発見されました。しかし、その成長は遅く、少量とか合成できないため、材料として使用するためには天文学的な費用が必要でした。産総研では、その量産をめざして成長速度を上げる技術に取組んでいます。また、優れた特性を生かして薄型ディスプレイの開発や蓄電装置などの実用化に向けた研究も進んでいます。
  • 飯島 澄男 独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノカーボン研究センター、湯村 守雄 独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノカーボン研究センター、畠 賢治 独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノカーボン研究センター ナノカーボンチーム、餌取 章男 独立行政法人 産業技術総合研究所 広報部、
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産総研では、持続的発展可能な社会(自然と共生した安全・安心で質の高い生活が可能な社会)の実現という人類共通の課題の解決に貢献することを目標に研究を行っています。11回にわたり「しなやかな産業革命」というテーマで、産総研を中心に、様々な産業技術の革新につながる研究を紹介してきました。 最終回では各界を代表する方々に、こけからの日本の産業技術のありかたや、産総研の役割について伺いました。
  • 渡邉 浩之 独立行政法人産業技術総合研究所 トヨタ自動車株式会社、柳田 博明 東京大学 歌田 勝弘 味の素株式会社、吉川 弘之 独立行政法人産業技術総合研究所、餌取 章男 独立行政法人産業技術総合研究所 広報部、
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