未来を創る科学者達全72話

大阪大学大学院医学系研究科の宮崎純一さんは、身体の中のどのような細胞にもなるES細胞を使って糖尿病を完治させる為にインシュリンを作り出す、すい臓の細胞に変化させる研究をしています。 ES細胞とは、胚性幹細胞と言われ様々な遺伝子などを加えることで、どのような細胞にも変化します。宮崎さんは、ES細胞をすい臓の細胞に変化させる特別な遺伝子を使ってインシュリンを分泌させることに成功しました。又、身体の中にある組織幹細胞を使ってすい臓細胞に変化させる研究もしています。
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●糖鎖、それはたんぱく質などの表面について皮膚の機能や相互作用を調節し、細胞同士の情報伝達で重要な役割を果たす機能を持っている。その機能や種類が明らかになれば、病気の予防・治療・新薬開発などに直結する可能性がある。糖鎖研究の第一人者である西村教授が検証。●ポストゲノムの重要性が叫ばれる生命科学研究で、「糖鎖」という物質が注目を浴びている。北海道大学の西村教授は、糖鎖自動合成装置を世界で始めて開発した糖鎖研究の第一人者。生命現象をとく鍵、糖鎖研究の魅力と可能性を西村教授を通して解説。●研究者である西村教授から、直接分かりやすい言葉で話してもらうことで、糖鎖研究に興味を示すきっかけをつくる。説明は内容に沿ってCGや映像を多用し興味が持続する展開になっている。
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●自然生態系の中でシカが増えすぎた原因のひとつに、オオカミが日本の森から居なくなったといわれて久しい。シカの増加によって森林などが荒らされ、大きな社会問題にもなっている。そこでオオカミを復活させようという研究を丸山教授は各地の講演活動を含めて、研究を続けている。●日光ではシカが増えすぎて森林を荒らし、危険な原生林が侵されている。丸山教授は日本にオオカミを導入することによって、シカなどの草食動物の個体数を調節させようと研究を行なっている。●日本の森林がどのような状況に置かれているか、身近に知る手立てはないか。その実態を知ることで、自然の大切さを真剣に考えるきっかけにしている。
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●エネルギーと環境問題に寄与することのできる技術として、近年再度注目されているバイオマス。産総研の小木先生は、オイルショックの頃に入所し、以来、バイオマス資源の液化や、ガス化技術の研究開発に取り組み、今では各地に実証プラントができ始めている。小木先生のバイオマスの研究開発のプロセスを通して日本のエネルギー問題・環境問題を科学的な視点にたって理解してもらう構成になっている。●小木先生が長年研究を続けているバイオマスのガス化、液化の仕組みと研究プロセス、及び研究活動を紹介する。●実際の実験装置を使って、ガス化・液化実験を取材する。そのほか小木先生の研究活動をプロセスを追っていく。
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●電気エネルギーの有効利用と、次世代発電システムの普及のためには、電気を無駄なく効率的に蓄える技術が不可欠と成っている。そこで注目を集めているキャパシタは、すでに燃料電池自動車に利用されているが、石川さんの開発する小型で大容量のキャパシタが実用化されれば、次世代発電システムとともに、飛躍的な普及が期待できる。●燃料電池自動車の実用化をはじめ、次世代エネルギーとして今注目を集めているキャパシタの原理や特徴を、関西大学の石川先生の研究活動を通して構成する。                                                              ●キャパシタの原理や特徴を図やCGを多用して分かりやすく解説していく。石川先生の人となりと合わせて、今までの研究プロセスと研究成果、及びこれからのキャパシタにかける将来の可能性と夢を語る。
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粒子と質量は同じだが反対の電苛を持つ反粒子。宇宙誕生直後には粒子と反粒子が同数存在したが、現在は粒子のみ存在する。羽澄昌史さんが研究する「CP対称性の破れ」はその謎を解明すると言われている。人類のグランドチャレンジとも言える「CP対称性の破れ」の研究。全周3キロメートルという巨大な実験装置KEKB加速器において、世界各国300人の研究者による巨大な研究チームが宇宙の謎に挑んでいる。研究チームの一員として、研究に取り組む羽澄氏の姿を追う。
  • 羽澄昌史 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所
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様々な分野で活躍する研究者にスポットをあて、その研究内容・その人物像・生きざまを紹介し、研究者のすばらしさを伝えます。電波天文学の立松さんは宇宙の星間物質から出るミリ波やサブミリ波を電波望遠鏡で観測し、これまで謎とされていた星の一生について研究しています。
  • 国立天文台電波研究部 助教授・理学博士 立松健一氏 国立天文台電波研究部、国立天文台電波研究部 神鳥亮氏 総合研究大学院大学、
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川島先生は、思考や感情、認知などの精神活動に伴うヒトの脳活動を、脳機能イメージングという技術を使って解明しています。この研究の最終的な目標は、脳とこころの関係を明らかにすることです。現在、この基礎研究の成果から、社会に向けて、私たちの脳の働きを高めるトレーニングする方法を提唱しています。その中では、子ども達の脳の健全な発育、高齢者のボケ予防、痴呆高齢者や認知発達障害児の脳機能改善などに取り組んでいます。
  • 川島隆太 東北大学教授・東北大学未来科学技術共同研究センター、高橋勝子  Do!Women演技研究所、鵜沼 都 クロステレビ東日本(カメラアシスタント)、
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私達の住む地球を含む太陽系は、今からおよそ46億年前に誕生しました。星が誕生する姿は望遠鏡や人工衛星などを使った色々な観測によってかなり分かってきたのですが、星はガスの中から誕生してくるのです。実は宇宙空間は真空ではありません。水素と少量のヘリウムガス、それと前の世代の星が作った小さなチリ達がただよっています。ガスや塵は密度の高い所を中心にだんだんと集まってきます。そのとき、ちょっとした力の働き加減で回転を始めるのです。ガスと塵の塊だった円盤の中から塵の成分だけが集まっていきます。さらに塵同士が集まって小さな天体を作ります。これを微惑星と呼びます。微惑星は衝突、合体をくり返し、原始惑星になります。さらに原始惑星同士が合体して惑星を作り、現在見る太陽系の姿が出来たのです。
  • 永原 裕子 東京大学大学院理学系研究科    地球惑星科学専攻 教授
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パソコンやインターネットなど、情報機器やネットワーク技術の進歩によって、情報社会は大きく進歩しましたが、その一方で、本当に必要な情報が手に入りにくかったり、情報技術の未熟な人が不利益を被ると言った問題も発生しています。人工知能の推論機構を、より高度な知的社会を築くために生かすサイバーアシスト研究の本質と、その実用技術の開発に取り組む研究員の姿に迫ります.
  • 中島 秀之 産業技術総合研究所 サイバーアシスト研究センター、徳田 英幸 慶応大学環境学部、
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