夢をつむぐ人々全75話

●福井県今立市。ここに越前の発明王と呼ばれる理学博士酒井弥(みつる)さんがいます。酒井さんは、現在30社以上の企業と委託研究の契約を結んでいます。その内容は、様々ですが、一貫しているのは、地球に優しく、資源の再利用を考えた製品の開発です。●今回は、化学、ものづくりに魅せられた酒井さんの忙しい活動を追います。●常に新しいことを求め実験を続ける酒井さんは、委託研究の合間をぬって全国を飛び回り実験教室を開いています。
  • 酒井 弥(みつる)理学博士 酒井理化学研究所主宰、
  • 再生時間 : 29分
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●和歌山県すさみ町。ここに、世界でも類を見ないエビとカニ専門の水族館があります。館長森拓也さん。森さんは海洋生物の研究者で、以前鳥羽水族館時代に日本で初めてジュゴンの長期飼育に成功したスタッフです。●森さんのこの水族館は、レストランを改造した、すべて自分たちの手で作り上げた水族館です。●森さんの、この手作り水族館で子供たちに海のすばらしさを伝えようと様々なイベントを企画し、活躍する姿を伝えます。
  • 森拓也 すさみ町立エビとカニの水族館館長・学芸員、
  • 再生時間 : 29分
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●義肢装具士北川新二さん。義肢装具士とは、けがをした人や障害者の方たちを助ける道具(義足など)をつくる仕事。その義肢装具は、患者さんの体のあらゆる部位に合わせて作る、全てがオーダーメイドです。義肢装具の命となる部分は、義肢と患者さんの部位とを結ぶインターフェイス(ソケット)。患者さんの部位は千差万別、その人にピッタリと合っていなければどんなに高価な義肢装具も、機能しません。その為装具士は、患者さんの意見を全て取り入れ、納得するまで何度でも作り直しをします。●北川さんは、義肢装具士に必要なのは、「どれだけ患者さんの立場に立って考えられるかだ」と語る。
  • 北川新二氏 有限会社木村義肢工作研究所、
  • 再生時間 : 29分
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●起業家の天野嘉英さん。神奈川県相模原市の産業創造センター。ここの一室に株式会社アムコという小さな会社 がある。従業員はわずか4名。ここの社長が天野嘉英さん。 たった4人だが、相模原市の住民と力を合わせ、衰退してしまった相模原の農業を立て直すという壮大な夢にかけ ている。●そもそも相模原は、桑の産地・養蚕で有名な町だった。しかし時代の流れとともに衰退の一途をたどっている。そこで、桑の葉をお茶にして名物にしようとにわかに活気づいている。今回は天野さんを中心にしたそんな人々の姿を追います。
  • 天野嘉英氏 株式会社アムコ、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は古書や書画などの修復・保存をする表具師:坂田雅之さんに密着します。●いにしえより人々に親しまれてきた書画。日本人は慶事や弔事、四季の折々などに掛軸を床の間に飾ってきました。遠く鎌倉、室町時代に中国から伝えられ、日本で育まれた「巻物」という書画のかたち。それが「表具」です。●「表具」の長い歴史の中で、大きな役割を果たしてきたのが表具師です。表具師は書画にふさわしい装飾を施し、表具の保存、修理に全力を傾けてきました。●番組では、表具師とはどういう仕事なのか、古来からの技術を、今どう生かしてそして未来へどうつないで行くのかを描きます。
  • 坂田雅之氏 有限会社坂田墨珠堂、神保 愛氏 有限会社坂田墨珠堂、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は特級機械検査技能士早川洋司さんに密着します。●早川さんの仕事は、トラックのエンジンやユニットなどあらゆる部分が、正確に間違いなく作られているか、計測し監視をする事。●早川さんが一番苦労するのは、神経を使って正確な数値を出す事もさることながら、製造部門との人間関係だという。製造部門が作った物を検査し、不具合があれば直してもらう。検査する側が物を作る側から信頼されて初めて成り立つ仕事なのである。●番組は、1000分の1ミリ、ミクロン単位の違いを見抜く早川さんの技能、特級機械検査工という仕事を追います。
  • 早川洋司氏 日産ディーゼル工業株式会社、
  • 再生時間 : 29分
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●斎藤先生は、1920年生まれ。1939年東京女子高等師範学校保育実習科卒業。終戦直後の混乱期に、自ら恵まれない子供たちの保育の世界に飛び込んだ。その後、埼玉県深谷市にさくら保育園を作り、実践の中から独自の保育理論をうち立てた。●その保育理論に共感し、斎藤先生の保育方法を、取り入れる保育園は全国に広がっている。今回、斎藤先生は、3年ぶりに沖縄を訪れ、子供たちと保育者、父母らの指導に当たった。●番組では、沖縄での斎藤先生の保育方法に密着します。
  • 斎藤公子氏 さくら保育園、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、大吟醸日本酒造りには欠かせない、杜氏星野馨さん(58)の仕事に密着します。●杜氏の星野さんは、米の名産地新潟で農業を営む傍ら、年に一度冬に埼玉県久喜市に杜氏として招かれます。●日本酒は、タンパク質や脂肪が少ない酒造好適米などの米を主原料としています。今年は、星野さんが丹誠込めて新潟で作り上げた米「五百万石」を、吟醸酒にする初めての挑戦です。●「杜氏とは、理論理屈ではなく、身体でひとつひとつ覚えていくもの。人に習うのではなく自分で学んだものは本物の職人技となる。この杜氏の伝統を後世へ引き継いで行きたい」と星野さんは、語る。
  • 星野馨氏 寒梅酒造株式会社、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は放射線医学総合研究所須原哲也さんに密着します。●医学博士である須原さんは、放射性同位元素を利用し、脳における神経伝達の仕組みを解明するための研究を行っています。●須原さんは、1989年に放医研の研究員になって以来、放射線を利用した新しい診断法や治療法の開発の研究に携わってきました。現在須原さんは、高度診断機能研究ステーションの主任研究官として、脳の神経伝達の異常に関する研究に取り組んでいます。
  • 須原哲也氏 放射線医学総合研究所、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、活断層研究の井上さん。  電力中央研究所研究参事の井上さんは、大学の頃からずっと地質について研究をしています。 現在井上さんは、日本における活断層の活動間隔や将来どんな事が起きるのかという事を突き止める  研究をしています。●地震はその原因により大きく分けて3つに分類されます。一つは火山による地震。二つ目は地球の表面  を覆っている厚さ数10キロの岩盤=プレートが原因のもの。三つ目はプレートの力で大地が押され、その  歪みによって起こる地震です。●番組では、昨年秋の鳥取西部地震の原因についての井上さんの研究に密着します。
  • 井上大榮氏 財団法人電力中央研究所、
  • 再生時間 : 29分
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