夢をつむぐ人々全75話

●今回は日本原子力研究所高崎研究所:須郷高信さんに密着します。照射利用開発室室長の須郷さんは、これまでに様々な物を開発してきました。そのひとつが、脱臭シーツ。シーツに放射線を照射することによって、アンモニア臭を取 り除 いてしまうという製品。多くの老人ホームで実際に使用されている。●須郷さんが、今取り組んでいるのが、海水から「ウラン」を捕集するフィルター。1997年夏に青森県の沖合いで実験を行い、16グラムのウラン回収に成功した。現在、世界のウランは全て陸上から採取しているが、このまま行くと2017年 には生産量より使用料の方が上回ってしまうと予想されている。そんな中、海水からウランを捕集するという発明は、世界でも注目を浴びている。これが実用化されれば、輸入に全て頼っている我が国にとっても夢の発明なのである。
  • 須郷高信氏 日本原子力研究所高崎研究所、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は競技用車椅子開発の飯星龍一さんに密着します。●日本勢の活躍で大いに盛り上がったシドニー・オリンピック。それから17日後、かの地で再び世界最高レベルの大会が開催された。それが障害者の国際的なスポーツ大会「パラリンピック」である。その陸上競技で活躍した日本選手の殆どが使用する車椅子は、飯星さんの作る車椅子なのだ。特に短距離用の「GPX」は世界の注目を浴びた。全長1.5メートル、車輪は前輪1つ、後輪2つでメインフレームには、高強度素材のアルミを採用している。いわゆる「車椅子」とは見た目からしてずいぶんと違う。●飯星さんの開発コンセプトは「勝てる車両をつくる」こと。まさに戦う障害者のための車椅子なのだ。
  • 飯星龍一氏 株式会社オーエックスエンジニアリング、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、レースカーをエンジンからボディに至るまで100%オリジナル製作に夢をかけるチーム「イエローマジック」●世界の3大レースに数えられる2000年デイトナ24時間耐久レース。このチームは見事に完走を果たした。山形の小さなプライベートチーム「クラブイエローマジック」。彼らの車輌調整技術力はこのレースによって世界に証明された。しかし彼らの夢は止まるところを知らない。番組では100%オリジナルスポーツカーを製作・販売しよ うという壮大な夢の実現に向けて、社長山崎氏のもとへ集まったプロフェッショナルたちに密着します。
  • 山崎正弘氏 株式会社YGK、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は1級ビオトープ計画管理士女性第一号の池田弘子さんに密着します。●ビオトープとは、ドイツ語で生き物を意味 する「ビオ」と場所を表す「トープ」とい う言葉を組み合わせ、『それぞれの地域の野生の生き物が生活する空間』のことです。 ドイツのエルンスト・ヘッケルという生物 学者が、ある限られた地域に元来そこにあ った自然の風景を復元させることを提唱するためにこのビオトープという言葉を使い始めました。●1級ビオトープ計画管理士の資格を持つ池田さんは、植物調査に長年携わった経験を活かし、現在生き物と人間 が互いに共存するための地域づくりに取り組んでいます。
  • 池田弘子氏 東北緑化環境保全株式会社、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、SL D51保守点検の時澤さん。●デゴイチは日本で一番多く作られたSLです。その数、千百十五両。しかし今、乗客を乗せて走れる車両は、この一両しかありません。その一両を大切に保管し、整備し続けているのが、JR東日本の高崎運転所です。●整備士の時澤文夫さんは、たった一両しかないデゴイチを、いつも最良の状態に保つ仕事をしています。●番組では、D51の高崎~水上試運転を通して、保守点検の仕事に密着します。
  • 時澤文夫氏 東日本旅客鉄道株式会社高崎支社、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、一眼レフシャッター開発の井上さん。●カメラ店に並んでいる、いろいろなカメラ。常に新しい技術が盛り込まれ、その進化はとどまることがありません。●一眼レフカメラ。中でも、シャッタースピードは年々そのスピードを増し、従来2000分の1秒までとされていたが今では「12000分の1秒」という超高速シャッターも登場しています。●井上信義さん、59歳。一眼レフカメラのシャッター設計の第一人者です。今では世界中で作られている一眼レフカメラの85%に、井上さん達が開発したシャッターが使われています。井上さんは、この年の春、「シャッターの小型軽量化に寄与した」として紫綬褒章を受章しました。
  • 井上信義氏 日本電産コパル株式会社、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、木の家具作り職人山形圭史さん。●神奈川県秦野市の有限会社コラボレ。山形さんはじめ4人の若者が、ここで受注専門の手作り家具を作っています。●彼らの作り出す家具は、「シンプルなデザインの中に、木のぬくもりを感じさせてくれる温かい作品」と評判を呼び、全国から注文が年々増えています。●番組では、彼らの作品作りを細かく描き、受注打合せから納品まで全て自分たちでこなす様子を追いかけます。彼らの木の家具へのこだわり、誇り、そして夢は、いったいどんなものなのか。
  • 山形圭史氏 有限会社コラボレ、
  • 再生時間 : 29分
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●今回はエアロトレイン開発の小濱泰昭さんに密着します。●東北大学、大学院の教授である小濱さんは、風力や太陽光などの自然エネルギーを積極的に取り入れ、エネルギー効率の良い高速輸送システム・エアロトレインの開発に取り組んでいます。小濱さんは、これまで物体の表面に発生する空気の流れの仕組みを解明する研究に長年携わってきました。小濱さんが現在目指していることは、 「地球環境や資源、そして自分たちの子孫のことを考えつつ、一方で人々の欲求を満たす。この相反した問題を解決する方法の一つとして科学技術を利用していきたい」という事。●仙台東北大学風洞実験室、宮崎県日向市の実験線を取材し、エアロトレインの仕組み、実験の様子描きます。
  • 小濱泰昭氏 東北大学大学院教授、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、サーフボードの制作の塩谷正紀さん。●「ショアーサーフボード」。関西でも老舗のサーフショップ。オーナーの塩谷さんは、シェイパーとしても、草分け的な存在です。●シェイパーとは、サーフボードを削り、使う人それぞれにあった重心や機能性など、ボードの命となる部分を作り出す仕事。特殊な蛍光灯でボードの影の出方を見ながら、ヤスリやかんなで削り上げていきます。●番組では、プロサーファーとシェイパー塩谷さんの話し合いから、一つのボードができるまでを描き、自宅磯ノ浦でサーファーとしての塩谷さんの姿を描きます。
  • 塩谷正紀氏 ショアーサーフボード、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、コンポスト(肥沃な土)製造機開発の下山一男さんに密着します。●下山さんは、地元日光市で、オーダーメイドの業務用コンポスト製造機を、独自の技術で開発・設計・製造をしています。下山さんが作るコンポスト製造機は、それぞれのユーザーが求めるものを聞き、設計し製造されるもので、それぞれが別の機能を持った、世界でたった一台しかない機械。●コンポスト製造機は、生ゴミなどの廃棄物を約1時間で土状のものに変化させるという機械。機械内のドラムの中には、肥沃な土が少量入っていて、投入された生ゴミを粉砕し混ぜ合わせる事で、生ゴミは、土状に変化します。その土を約2ケ月間水をやりながら、放置すると肥沃な土ができあがります。●下山さんは、お客さんから要望を聞き、それを図面化し機械が出来上がっていくのが楽しいと語る。
  • 下山一男氏 株式会社オーガニック、
  • 再生時間 : 29分
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