夢をつむぐ人々全75話

●今回は、建設コンサルタントの林 義隆さん。●兵庫県西宮市の有限会社太田ジオリサーチ。この会社はこれまで危険なガケや斜面などの崩壊防止の調査・設計を、国土交通省や様々な自治体などに提案してきました。●林さんはこの会社で技師長を務めています。建設コンサルタントの扱う現場は様々ですが、林さんたちは、主にガケや急斜面を専門としています。●番組では、建設コンサルタントという仕事を、①測量②地質調査③解析④設計と大きく4つに分けて彼らの仕事を追います。
  • 林 義隆氏 有限会社太田ジオリサーチ、太田英将氏 有限会社太田ジオリサーチ、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は電力中央研究所の海江田秀志さんに密着します。●現在、日本の地熱発電量は約54万kW。電力需要の約0.4%にしか過ぎません。※世界有数の火山国である日本は、これまでその豊富な地下資源を温泉というカタチで利用してきました。海江田秀志さん、44歳。海江田さんは、地熱エネルギーを温泉だけでなく、新しい地熱発電である高温岩体発電の開発に取り組んで います。●番組では、秋田県雄勝町にある雄勝実験場と我孫子研究所を取材し、高温岩体発電とは何か。また海江田さんの夢を描きます。
  • 海江田秀志氏 電力中央研究所、伊藤久敏氏 電力中央研究所、堀 義直氏 電力中央研究所、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、テレビカメラレンズ設計の河村博行さんに密着します。●河村さんは、レンズ設計30年のベテラン技術者。河村さん達は、2000年9月ハイビジョンにも対応できる87倍レンズを開発し、世界記録を樹立しました。●ズームに必要なレンズは大きく分けて拡大用のレンズとピント補正用の2種類。それらが組み合わされ、87倍ズームレンズには、約40枚ものレンズが組み込まれている。●河村さんは、これからも倍率100倍、200倍を開発したいと夢を語る。
  • 河村博行氏 富士写真光機株式会社、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、溶融炭酸塩型燃料電池発電=MCFC開発の渡辺隆夫さん。●火力発電に使われる化石燃料。限りある化石燃料を効率よく使うためには、新しい発電システムが求められています。その答えの一つとして期待されているのが、川越火力発電所で実験が進められている発電システム。それが、化石燃料を直接電気エネルギーに変える技術「MCFC」です。●渡辺さんは、この開発に20年携わっています。●番組では、MCFCとはどんなシステムなのか。現在開発はどこまで進んでいるのかなどを電力中央研究所の渡辺さんを通して伝えていきます。
  • 渡辺隆夫氏 財団法人電力中央研究所、安江弘雄氏 溶融炭酸塩型燃料電池発電システム技術研究組合、
  • 再生時間 : 29分
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●科学技術は、私達、人類に便利で快適な生活をもたらす一方で、新しい問題を生み出す原因にもなっています。科学技術の生み出す新しい問題は、元々自然界にあった問題とは比較にならないほど深刻なものなのです。新しい問題の一つが『環境ホルモン』です。ホルモン自体は、生き物の体内で作られ、成長や生命活動などを調節する重要な役割を果たします。しかし、河川、海などの中にある『環境ホルモン』は、いったん生き物の体内に入ると、ホルモンに似た作用やそのホルモンの働きの邪魔をしてしまいます。『環境ホルモン』は、ごく微量で、生き物の体に大きな影響を与えることが特に問題なのです。●東京農工大学農学部の助教授である高田さんは、環境の中にある汚染物質を分子レベルで分析・解明することで環境問題の取り組んでいます。
  • 高田秀重氏 東京農工大学、
  • 再生時間 : 29分
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●筆記用具の王様と言われる万年筆。同じ万年筆でも、使う人によって文字の太さ、大きさが異なり、その独特な書き味に、多くの人が魅せられてきました。万年筆が 日本に初めて輸入されたのは 明治28年(1895年)の事でした。当時は、生産本数も少なく、庶民には手の届かない高級品。 しかし、昭和30年代に大量生産されるようになると広く普及し、多くの人に愛用されるようになりました。 ●田中晴美(はるみ)さん64歳。万年筆作りの世界に入って、50年。万年筆の軸作りからペン先の研磨までを、一貫してこなせる職人は、全国でも、田中さんだけと言われています。田中さんが、今、手掛けているのは、ひとりひとりの使い方や個性に合わせた「手作り」万年筆。一人でも多くの人が自分に合った、本当の万年筆を、使って欲しいと言う思いを込めて、20年前から作り続けています。
  • 田中晴美氏 万年筆博士、
  • 再生時間 : 29分
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●鳥取県日野町の石田さんは、大自然の渓流で毛バリに誘われて水面をはねる魚をダイナミックに釣り上げる時をイメージしながら、「動く工芸品」の竹ザオづくりに励んでいる。石田さんは、九六年、十九年間務めた消防士を辞め、フライフィッシングファンに人気の竹ザオをつくる職人(バンブーロッドビルダー)として独立した。十七年ほど前から日野川水系でヤマメやイワナを狙ってフライフィッシングを始めた。人気のカーボン製のサオを使っていたが、振った感触や自然の風合いがいい竹ザオに魅せられ八十五年から自分で作り始めた。「最初は竹ザオを作るキット(材料や道具一式)を買って説明書を読みながら苦労して最初の一本を作り上げた。そのうち友達からも頼まれるようになって、竹ザオ作りに、すっかりはまってしまいました。」と振り返る。竹ザオのビルダーは全国で約二十人いるが、手間がかかるオイル仕上げをしている人は非常に数少ない。
  • 石田秀登氏
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、科学のふろく作りの湯本さん。子供たちに科学の夢を与え続けてきた学研の学習誌「科学」。特に、その魅力にあふれた「ふろく」の数々は、小学生の小さな科学者たちを夢中にさせてきました。学研の科学学習編集部で働く湯本さんは、これまでたくさんのふろくを作ってきました。今では『ふろく作りの名人』と呼ばれています。子供の時「科学」の読者であった湯本さんは、科学のふろくが作りたくて学研に入社したといいます。番組では、編集長湯本さんを通して、ふろくがアイデアからどのように作られていくのかを紹介します。
  • 湯本博文氏 株式会社学習研究社、
  • 再生時間 : 29分
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●今回は、雷の研究者横山さん。強い光と大きな音。すさまじい破壊力の雷。時には大変な被害をもたらす、この雷の研究を30年にわたる長い間続けている研究者、それが電力中央研究所の横山茂さん。東京都狛江市にある電力中央研究所の狛江研究所。ここは、電力中央研究所の発祥の地。その実験棟の一角で、横山さんは実験をし、研究を続けている。30年も研究を続ける横山さんだが、今も雷に夢中。その雷とはいったい、どんなものなのだろう。いったい、雷はどうしておこるのだろう?「雷っていうのは、研究すればするほど、わからないことがでてくる。私は、研究するのが楽しくて仕方がない。」と横山さんは言う。
  • 横山 茂氏 財団法人電力中央研究所狛江研究所、
  • 再生時間 : 29分
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●兵庫県加古川市。ここに須鎗さんの会社があります。須鎗さんの仕事は、人工降雪機で、依頼された場所を雪景色に変えること。この人工降雪機を開発したのが、須鎗さんです。須鎗さんは今、この機械と一緒に世界中を回ってたくさんの人々を喜ばせています。●須鎗さんのお父さんは、そもそも製氷会社を営んでいた。昔氷は家庭用の冷蔵庫に入れて冷やすなど、主に食品としての需要が、多かった。しかし電気冷蔵庫の普及で、すっかり駆逐されてしまい、約25年ぐらい前から、氷の別の需要として、何かないかと考えていた。たまたま氷を販売店に出荷するために氷を鋸で切っていた時、雪のような氷のクズが出てくるのを見て思いついたのが人工降雪機。須鎗さんは、子供達の喜ぶ笑顔に支えられて人工降雪機と共に世界を飛び回っています。
  • 須鎗 孝康氏 株式会社スノーラ、
  • 再生時間 : 29分
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