アート・ミーツ・サイエンス全2話

都営地下鉄大江戸線の通路に、不思議な建築物が出現した。緑色のパイプが、植物の根やつるのように伸びたそれは、ウエブフレームといい、建築家、渡辺誠さんがコンピュータと共働で作り出したアートである。渡辺誠さんは、建築設計の手段にコンピュータプログラムを駆使し、これまでになかった全く新しい考え方の建築を作り出している。番組では、渡辺さんの作品を紹介し、その設計意図や設計方法、コンピュータとどう共同して作品をつくりあげたのかといった事柄を探って行く。デジタルテクノロジーとアートの出会いが生み出したユニークな建築がみどころ。取材場所 地下鉄大江戸線飯田橋駅、青山製図専門学校、共同溝展示館、アーキテクツオフィス
  • 渡辺誠 アーキテクツ オフィス代表/篠原正典(ナレーション) 俳協
  • 再生時間 : 29分
    Real Media
    512k
  • 無料
建築家で、エンジニア、幾何学者、芸術家でもあったバックミンスター・フラーは、二十世紀のアメリカにおける偉人のひとりである。「宇宙船地球号」という概念の提唱者でもあり、その多彩ぶりから、現代のレオナルド・ダヴィンチと呼ばれることもある。番組では、鎌倉の近代美術館で開催中の、フラー没後初めての大規模な回顧展(ヨーロッパより巡回)を取材。フラーの作品を紹介し、そこに込められたメッセージや、サイエンスの視点を探る。作品の解説は、展示ディレクターのカスパー・シュヴァーべさん。また、フラーの功績について、フラーの設計パートナーのショウジ・サダオさん、カーボンナノチューブの発見者である科学者、飯島澄男さん、宇宙飛行士の毛利衛さんのコメントもいただいている。紹介する作品「ライトフル・ハウス」「4Dハウス」「ダイマクション・ハウス」「ウィチタ・ハウス」「ダイマクション・カー」「ダイマクション・バスルーム」「ジオデシック・ドーム」「ベクトル平衡体」「最密パッキング」「テンセグリティ」など
  • 再生時間 : 29分
    Real Media
    512k
  • 無料