色彩と科学全3話

二〇〇四年十一月、東京五反田の東京デザインセンターでロレアル賞連続ワークショップが開催されました。これまでに、色についての様々な科学を探究してきたロレアル賞。この年開催された5つのワークショップの中から「あなたの見ている色、私と同じ?」を紹介します。色彩とその認識について、哲学的考察から生物学的アプローチに至るまで、幅広い論議が交わされます。
  • 村田純一 東京大学大学院総合文化研究科教授、伊藤啓 東京大学分子生物学研究所助教授、小林康夫 東京大学教授 ロレアル賞選考委員、永山国昭 自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター教授 ロレアル賞選考委員、
  • 再生時間 : 30分
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様々な釉薬を用いて、精巧な器を焼き上げる瀬戸焼。釉薬を一切用いず、しかもたった一度だけの焼成で、窯変による豊かな表現を操る備前焼。これら日本を代表する陶器の不思議や科学をめぐって、瀬戸焼陶工水野半次郎さんと、岡山大学教授高田潤さんが、科学と芸術をクロスオーバーさせる講演を行いました。ロレアル賞連続ワークショップ2005「火炎の中のサイエンスとアート」の模様をお送りします。
  • 水野半次郎 瀬戸本業窯、高田潤 岡山大学自然科学研究科、永山国昭 自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター教授、小林康夫 東京大学教授、
  • 再生時間 : 29分
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日本を代表する焼き物の一つである備前焼は釉薬を用いず、たった一度だけの焼成で、様々な窯変を導きます。なかでも緋襷(ひだすき)は、器に藁を巻くだけで鮮やかな赤が発色し、備前焼を代表する模様となっています。しかし、その原理は未解明な部分が多く、偶然のみがその赤を操ると言われてきました。この番組では、そうした緋襷の発色の秘密に迫ろうとする科学者たちと、窯変を生み出す偶然を巧みに操る陶工たちの姿を描きます。
  • 高田 潤 岡山大学自然科学研究科、草野圭弘 倉敷芸術科学大学、伊勢崎淳 陶工・人間国宝(備前焼)、吉本 正 備前焼陶工、横山伸一 備前焼陶工、延原勝志 備前焼陶工、
  • 再生時間 : 29分
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