リボンの騎士全52話
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南の谷へ出かけたサファイヤは、ブラン公爵とルージュ公爵という人物に出会い、バラの館に招待される。二人の公爵はサファイヤにジュラルミン大公がこの谷に要塞を建設しようとしているので、その工事を中止させてくれと頼む。工事のせいで谷の植物は全滅してしまう。二人の公爵はそれを心配するバラの精だった…。
(C)手塚プロ/虫プロ
お忍びで町へ出かけたサファイヤは、自分と瓜二つのジェムという男の子と知り合う。一方、城ではジュラルミン大公の忠実な僕、ナイロン卿が男か女かを見分ける薬を持って、サファイヤの帰りを待っていた。城に戻ったサファイヤにさっそく薬を服ませるナイロン卿。しかし薬はサファイヤは正真正銘の男だと告げるが…。
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サファイヤと一緒に森へやってきたジュラルミンの息子、プラスチックは、冬イチゴを食べたいと言い出し、兵隊に森の奥へ探しに行かせた。ところが、森を荒らされた眠りの精は怒り、プラスチックを不眠症にしてしまい…。
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シルバーランドのカーニバルに招かれてフランツ王子がやってくる。一方、ジュラルミン大公はカーニバルに使用するからくり人形を利用してサファイヤの暗殺を企んでいた。ジュラルミンの陰謀に気づいたフランツは、サファイヤに危険が迫っていることを警告して…。
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シルバーランドの塔には、九百年の昔から魔よけの人形が飾られており、それを壊した者は死刑という掟があった。サファイヤは、そんな掟は間違っていると、人形を壊してしまう。ここぞとばかりにジュラルミン大公がしゃしゃり出て、掟を破ったサファイヤを即刻処刑せよ、と王に迫る。そんな中に魔王が現れて…。
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サファイヤから男の心を抜き取れないチンクを見た神様は、天馬にサファイヤの男の子の心を抜いてくるように命じる。しかしそれに気づいたチンクは、天馬をサファイヤに近づけまいとして奮闘する。そんなチンクの気も知らず、天馬を捕まえれば幸せになれると信じているサファイヤは自分から天馬を捕まえに行ってしまう…。
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魔王は娘ヘケートを大魔女にしようとして、再びサファイヤの男の心を手に入れようとする。そしてガリゴリの娘マリを白鳥の姿に変えて、盗ませようとする。けれどチンクに魔法を見破られたマリはそのせいで死んでしまう。マリを蘇生させる方法はただ一つ、それは魔王の持っている魔法の玉を朝日の光に当てることだった…。
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貝に入って流されてきた小さな小さな男の子を助けたサファイヤとチンクは、彼を父親のもとへ届けに出発。南の島へたどり着くが、そこで謎の大男に殺されかける。その大男こそ小さな小さな男の子の父親で、彼はランプの精でもあった…。
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王妃が刺されたら三日後に死ぬという毒バラのトゲに触れてしまった。その毒を消すには“踊り忘れ草”という薬草が必要だとサファイヤは知らされる。そこでサファイヤは薬草の生息する三つの谷に出かける。谷にいる三匹の怪物を倒さない限り、薬草は手に入らないと知ったサファイヤは、母のために怪物たちへ立ち向かい…。
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船上ダンスパーティが開かれることになった。サファイヤが本当は女の子なのではないかと疑うジュラルミン大公は、隣国のフランツ王子に、サファイヤが男か女か調べてくれと依頼する。王子なのだから男に決まってるじゃないかとフランツは思うのだが…。
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