【商道-サンド-】(全50話)ドラマ紹介

「商道-サンド-」は、朝鮮王朝時代実在した大商人 イム・サンオクの波乱万丈の生涯を描いた歴史ヒューマンドラマ。イ・ビョンフン監督とチェ・ワンギュ脚本家がタッグを組んだ作品。
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■解説
「商道」の監督は、「ホ・ジュン」「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」「トンイ」「馬医」などの作品で韓国、日本はもとよりアジア中でその名が知られているの巨匠イ・ビョンフン。
脚本は「ホ・ジュン」でコンビを組んだチェ・ワンギュ。チェ作家は、他にも「朱蒙」「風の国」などの時代劇や、「太陽を飲み込め」「食客」「ロビイスト」などの時代劇や現代ドラマの脚本を手掛けている。
このゴールデンコンビは、2016年「オクニョ 運命の女(ひと)」で再タッグを組んだ。

主人公のイム・サンオクを演じたのはイ・ジェリョン。ペ・ヨンジュンとキム・ヘス主演「愛の群像」のヒョン(先輩、ソン・ギルチン)を演じた俳優だ。確かな演技力でドラマを締める名優である。
他にも韓国芸能界の重鎮イ・スンジェや、パク・インファン(「北の駅から」)、チョン・ボソク(「人魚姫」)といぶし銀のような実力派名脇役がズラリと顔を並べる。
「商道」は、いわゆる華やかな韓流スターは一人も出ていない。ところがそれが却って、良質の作品を重厚な骨太のドラマに仕上げている。ドラマが放送されたのは2001年から2002年。ちょうどこの頃は、韓国が「IMF危機」と呼ばれる経済困難な時で、タイムリーな本作は、危機と闘う経済人の姿として大反響となった。

いぶし銀の名優の中で愛らしい演技を見せたのはキム・ヒョンジュ。彼女は本作で歴史ドラマに初出演し、この後「名家の娘ソヒ(土地)」「花たちの戦い~宮廷残酷史~」などの歴史ドラマや「花より男子」「きらきら光る」「家族なのにどうして?」「ファンタスティック~君がくれた奇跡~」などの現代ドラマでも大活躍している。

イム・サンオクがどのように金を賭け富豪になったのか、そして、その金をどう使ったのか。賎民の身分から従三品にまで出世した、ドラマティックなサクセスストーリー「商道」は、現代にも通じる経済ドラマ。また、チャン・ヒョク主演の「客主」や、「キム・マンドク~美しき殿セルの商人」などの作品を深く知るためにもぜひとも見ておきたい作品だ。

■あらすじ
18世紀、朝鮮の義州。イム・サンオクは清国の漢語を学びながら、父の果たせなかった夢である訳官を志していた。ある日、父とともに清国への商団に加わった際、松商の大房パク・チュミョンにより密輸入の濡れ衣を着せられてしまう。父は打ち首となり、サンオクは命は助かったものの奴隷となってしまう。奴隷として過酷な労働をする苦しい日々を送っていたサンオクだが、赦免令により故郷の義州に戻る。そして、亡き父の無念を晴らすために、父の友人である湾商の都房ホン・ドゥクチュのもとを訪ね、商人として生きる道を選ぶ。

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全25巻

■作品紹介

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