人気女優と浮気の結果、父に捨てられた娘が人気脚本家になり復讐を誓うが、やがて真実の愛に気づき、新たな葛藤に苦しむ、愛憎劇。
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■解説
韓国で47．9％の視聴率記録。放送時は、ちょうど日韓共催のワールドカップ開催の年。日本以上にサッカー熱の高い韓国で、サッカーとこのドラマが視聴率を二分したというから驚く。特に多くの女性から圧倒的な支持を取り付け、ドラマ放送時間には、韓国の街から女性が消えるという驚きの現象まで巻き起こしたほどの社会現象を引き起こした。
父が自分たちを捨てたときのストーリーそのままの脚本を相手の女優に演じさせる執拗な演出場面は必見。
ヒロインを演じたチャン・ソヒは、初主演作でありながら同年のMBC演技大賞を受賞し、“復讐を演じさせたら天下一品”というなにやらありがたいような、ありがたくないような称号を手にした。
彼女は、その後、2008年に復讐第2弾ともいえる「妻の誘惑」（SBS）で主演し、こちらも大ヒットさせている。
アリヨンと愛し合う男性には、ナビコンでも紹介している「ファンタスティック・カップル」のキム・ソンミンが演じている。「ファンタスティック・カップル」でのコミカルな演技とは違って、恋に悩む誠実な男性を熱演している。