4月15日、テレビ東京系でドラマ「マジすか学園2」が放送スタート、特報動画が公開されている。2010年1月期の深夜ドラマとして放送されていた「マジすか学園」の続編となるこのドラマの決定でファンは大いに沸いている。前回の放送時には無名ながらその後人気の出てきたメンバーなどもいることで、物語の内容はもちろん、どんなメンバーがピックアップされているかが注目だ。

秋元康総合プロデューサーが「AKB48をアイドルっぽく見せないドラマを作りたい、そしてこの人数の多さと各メンバーの個性を生かしたい」として作られた前作は、アイドルらしからぬヤンキーばかりのキャラクターが相次いで登場、派手な怒号に立ち回りといった場面の連続で視聴者の度肝を抜いた。ドラマ初出演のメンバーも多い中、ヤンキーものらしい勢いのあるストーリー展開と徐々に成長していくメンバーらの努力で最後まで走り抜けた感のある前回。今回は、前作で未対決だったメンバーやあまり取り上げられなかったメンバーがどう前に出てくるのかもみどころだ。
前作は前田敦子を主人公に、それを取り巻く様々な派閥のヤンキーたちと戦いや軋轢の末に生まれる友情や憎しみなどの人間模様が描かれた。深夜ドラマらしくデフォルメの効いたキャラクター設定は、そのまま演じるメンバーの魅力を引き出すことにも繋がっている。特報動画では、続編の制作決定を聞いたメンバーのバックステージでのコメントが紹介されている。それぞれが驚きながらも、このドラマへの出演を楽しみにしている様子が伺える。
この物語の面白さの一つに、それぞれのキャラクターや派閥につけられたあだ名の多彩さも挙げられる。吹奏楽部が舞踏は集団と化した「ラッパッパ」に所属するのはサド（篠田麻理子）、シブヤ（板野友美）、ブラック（柏木由紀）、ゲキカラ（松井玲奈）、トリゴヤ（小嶋陽菜）。指原莉乃率いるチームホルモン、その他生徒にも学ラン（宮澤佐江）、チョウコク（秋元才加）、ネズミ（渡辺麻友）などなど。AKB関連の番組などで既に知っているファンには頷ける配役であり、このドラマが初見という視聴者にも、すんなりメンバーの個性や立ち居地がドラマの流れを通して把握できる。
前作ラストで死んでしまった大島優子や、既に故人で回想シーンでのみの登場だった高橋みなみ、意味深な台詞で終わった松井珠莉奈など、新作ではどんな形で出演するのか気になるキャラクターも大勢いる。前作のドラマ終了から1年を経て、その間に急成長したメンバーも多数いる。前回はその他大勢扱いだったメンバーの中にも、新たに役名がついて登場する者もいるかもしれない。ヤンキー女子高生たちの下克上は、そのまま現実の彼女達の成長の証かもしれない。

ドラマ「マジすか学園2」は4月15日（金）深夜0時12分からスタート。BSジャパンでは前作「マジすか学園」の再放送が4月10日（日）よる11時30分からスタート。特報動画は「2」番組公式サイトで視聴出来る。また、前作の各話予告動画は公式サイト「STORY」で視聴出来る。


ドラマ24「マジすか学園2」
ドラマ24「マジすか学園」

ナビコンでは、4月に放送開始するドラマの見どころを【4月新ドラマ】のコーナーでまとめて紹介している。各局ごとにまとめて見ると、刑事者の多いテレビ朝日、バラエティ色の強い日本テレビと各局の特色が見えてくる。予告動画が見られるので、まとめてチェックしてみよう。
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