今回はダルス（オ・ジホ）が正社員として正式採用され、ジュンヒョク（チェ・チョロ）が妻の秘密を知ることにより、ジエ（キム・ナムジュ）とボンスン（イ・ヘヨン）の立場が大きく変わっていく。ここにテジュン（ユン･サンヒョン）とソヒョン（ソヌ・ソン）も加わり、3組の夫婦の運命の糸がいよいよ複雑に絡まってくる。

■第7話
生活に困り結婚指輪を売るジエを見たテボンは、急いで買い戻し、ジエに渡す。ジエは夫が再就職したらお金を返すという約束をして家に帰ると、ダルスがクイーンズフードの正社員になったといううれしい知らせが。ダルスはそれがソヒョンの力によるものではないかと確かめに行くが、ソヒョンから「好きになる」と宣言され驚く。ダルスを迎えに出たジエは、高級車の中で親密そうにするソヒョンとダルスを見つけジエは浮気だと思い責め立てるが、ソヒョンが社長の妻だと聞いた瞬間、態度を一変させる。
ダルスが正社員になったことでジエを取り巻く環境も変わっていく。キム課長の妻チ・ヨンランからは同じマンションへ引越して夫人会に入る方が夫のためだと勧められ、ヤン課長の妻イスルからは、ジエがいつも手作りの服を着ていると知り服を作ってほしいと頼まれる。調子に乗ったジエは夫が社長夫人の先輩だと自慢する。
一方、正社員として企画部に配属されたダルスは徹夜で仕事を仕上げる。ジエも夫人会の新入社員認定会に出席するが、キム理事の妻ヨンスクから入会を拒否される。悔しさで涙を見せるジエを見つけたテジュンは、屋上に連れて行き慰める。ジエはその礼としてテジュンにあるプレゼントをする。果たしてそのプレゼントとは？この後テジュンを困らせるジエのプレゼントをお楽しみに。何も知らないテジュンはその代わりにヒゲを剃って来るように言われる。
その頃、ダルスは納入した醤油に爪が入っていたというクレームの処理をさせられていた。クレームの相手から殴られたダルスはジエを呼出し、彼女をテジュンが送り届ける。
そんな中、イスルからソヒョンに会いに行ってはどうかと勧められたジエは、ソヒョンからダルスと一緒に夕食に誘われる。ジエからの連絡を受けたダルスはあわててレストランへ駆けつけるが、ソヒョンはジエに、ダルスとは昔も今もとても親しくしている仲だと何やら意味ありげ…。

本作には魅力的なキャストが大勢登場するが、本筋に大きくかかわりはしないものの、強烈なキャストが登場する。ジエの親友ファジャ役として現れるチョン・スヨンだ。「ファンタスティック・カップル」でも強烈な個性の役を演じた女優。彼女の怪演ぶりは必見！

■第8話
ソヒョンからの誘いにジエは舞い上がるが、気が気でないダルスはもう会わないようにジエに言う。一方、ジエと社長夫人との関係を調べていたジュンヒョクは、偶然ボンスンの学生時代の日記を見てしまう。ボンスンの策略によってジエと別れさせられたことを知ったジュンヒョクは、妊娠も計画的だったのではないかと妻ボンスンを問い詰める。その頃、ジエはソヒョンに、ボンスンにジュンヒョクを奪われた昔話をし、邪魔がなければ今頃部長夫人だったかもしれないと笑って話す。
ジエへの誤解が解けたジュンヒョクは、ダルスの家で歓迎の食事会をするよう指示しジエに会おうとする。突然降ってわいた食事会の準備にファジャの手伝いを頼んだジエだが、偶然それを知ったテジュンも買い物に同行する。ジエの家で歓迎会が開かれると知ったボンスンはジエ宅を訪ね、食事の準備を手伝って良妻ぶりをアピールする。食事会では真実ゲームが行われ、ジュンヒョクからボンスンへ、ボンスンからジエへ辛辣な質問をする。それぞれどう答えるのか注目しよう。さらに、この後、足りないビールを買いに出かけたジエを追いかけ、ジュンヒョクがジエに全てを打ち明ける。さて、これに対してジエがどう答えたか？また、後を追いかけてきたボンスンが何をしたか？お見逃しなく。
翌日、理事のアドバイスで、新しい調味料のプロジェクトの失敗をもくろむジュンヒョクは、ヤン課長とハ代理という何とも心もとない二人とダルスにプロジェクトの担当を命じる。コーヒーを買いに出たダルスは姑から叱責され落ち込むソヒョンを見つけ、屋上に連れ出し慰める。その帰り、ソヒョンがエレベータの中でとんでもないことをしでかす。そしてそれが、ダルスをピンチに立たせることになる。

今回は、ボンスンが自分と結婚するために使った卑怯な手口を知ったジュンヒョクが開かせた食事会が一番の見どころ。真実ゲームの場面と、ジエがビールを買いに出かけた場面で、昔とは全く違うジエの夫へのけなげなまでの一途な想いをお見逃しなく。

■作品紹介（原題：内助の女王）
・演出／脚本：コ・ドンソン、キム・ミンシク／パク・チウン
・出演：オ・ジホ、キム・ナムジュ、イ・ヘヨン、チェ・チェロ、ソン・ウソン、
　　　　ユン・サンヒョン、ナ・ヨンヒ、キム・チャンワン、パク・ジュヒ、イ・スンア、
　　　　キム・ドヨン、キム・ヨンヒ、ハム・ジェヒ
・製作年：2009年

◇韓国MBC公式サイト

【作品紹介】【「僕の妻はスーパーウーマン」を2倍楽しむ】