韓国史上もっともすぐれた策士は、科挙も受けず自由奔放な変わり者だった！孤高の天才策士ハン・ミョンフェが、持ち前の頭脳と才能で、朝鮮王朝前期の実権を握るまでになる過程を描いた韓国歴史ドラマ「ハン・ミョンフェ」を、GyaO!が、本日11月11日（金）より2012年4月10日（火）までの毎月～金曜1話ずつ無料配信する。

ドラマ「ハン・ミョンフェ」は、朝鮮王朝前期に長きにわたり君臨した策士、ハン・ミョンフェの波乱の生涯を描いた全104話の大作。骨太の歴史ドラマで、男性や歴史ファンから大いに支持された。朝鮮王朝は1392年～1910年の500年以上も続いた王朝。ハン・ミョンフェが活躍するのは、前期の7代王・世祖の時代。まずはドラマの舞台となる時代をドラマの年表（朝鮮王朝編）の表で確認しよう。同じ時代を描いた作品には、「王と妃」「王と私」などがある。

ハン・ミョンフェは、没落した両班（貴族）の家系に生まれた。彼は、役人になるための試験（科挙）も受けず気ままな生活を送る自由人。しかし世の中の動きを読む力は随一で、「天下はこの手の中にある」と豪語するほど。そんな変わり者のミョンフェは、宮廷に出入りしていた親友クォン・ナムの紹介で首陽大君（のちの第7代王・世祖）と出会い、見込まれて策士として迎えられることになる。彼は次々と政治的策を行いながら、やがて政治を動かすまでになり、ついに排除すべき人物の名前を綴った“生殺簿”を完成させるのだった。
“生殺簿”は、首陽大君の反対勢力を排除し、首陽大君を王位に就ける癸酉靖難（ケユチョングナン)の筋書きを完成したもの。これにより、首陽大君はクーデターを成功させ、世祖となった。
その後ハン・ミョンフェは、世祖を補佐しながら実権を掌握していく。

監督は「女人天下」「流の涙」「王と私」などのキム・ジェヒョン。1962年に韓国初の時代劇「国土万里」を手掛けて以来、時代劇250本の演出を担当してきた巨匠だ。
主人公のハン・ミョンフェ役には「オールイン 運命の愛」でチソンの父親役、「千秋太后」でカン・ガムチャン役などで活躍し、現代劇から時代劇まで幅広くこなすカリスマ俳優イ・ドクファ。彼は、本作でKBS演技大賞に輝いている。その他にも、クォン・ナム役に「女人天下」のキム・ギソプ、首陽大君役に「太祖王建」のソ・インソク、ミョンフェの愛人となるナン役に「マジック」のイ・ウンギョンなど、豪華キャストが集結している。「ニューハート」や映画『作戦』のキム・ミンジョンが子役として出演しているのも見逃せない。

朝鮮王朝に関してはナビコンの韓流コーナー韓ドラここが知りたい！でドラマを楽しむための年表などを用意しているので参考にされたい。

冴えない男が、王朝を動かすまでの策士になる過程は、現世でも参考になるかも。これまで韓国ドラマに縁遠かった男性にもぜひ見てもらいたい一作だ。無料配信期間は、2011年11月11日（金）～2012年4月10日（火）まで、毎月～金曜1話更新。


■作品紹介
・制作：KBS、
・韓国放送年：1994年
・話数：全104話
・出演：イ・ドクファ, ソ・インソク, チョ・ミンギ, イ・ウンギョン
・監督：キム・ジェヒョン
・脚本：シン・ボンスン

GyaO!「ハン・ミョンフェ」無料視聴ページ

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