8月12日、フジテレビ系ドラマ「ビューティフルレイン」は第7話を放送、若年性アルツハイマーの進行を懸念する圭介（豊川悦司）は美雨（芦田愛菜）を亡き妻の両親に託すことを考える。祖父母と一緒にすごすことで大はしゃぎの美雨だったが、別居に向けての事情を知る富美夫（蟹江敬三）らはそれぞれの意見で議論を始める。一方、これまで秋生（三浦翔平）には圭介の病気を隠していたが、ある日圭介が起こしたトラブルで秋生にも打ち明ける必要が出てくる。

＜第7話みどころ＞
圭介が美雨の将来を考えて多いに悩むとき、中村産業の人々は圭介を案じて話し合う場面に各キャラクターの個性が見られる。アルツハイマーの義母を見送ったアカネのアドバイスと、それ以外の考えの対比などは考えさせられるものがある。ドラマは圭介親子だけに留まらず、周囲の人がどう支えていくかに移っていく。

■第6話あらすじ
圭介の病気を案じる美雨に、周囲の大人たちは美雨がいい子にしていれば圭介の病気は治ると言葉を濁す。それを真に受けた美雨はいい子になるべく決心をする。中村産業では、圭介のために富美夫がその日の段取りを再確認するなどし圭介をフォローする。いつもと違うその様子に、宗田（でんでん）は突然怒りだす。宗田は圭介が借金を抱え、その返済日を気にしてメモを確認するようになったのだと思い込み、隠し事をしている富美夫や圭介に不満をぶちまける。周囲は気抜けあきれつつも、圭介は宗田に自分の病を打ち明けるのだった。事情を知った宗田は口が軽い秋生には言わない方がいいとアドバイスしつつ、やってきた美雨にはいい子にしているように念押しして更に周囲をあきれさせる。
そんな頃、アカネ（中谷美紀）の夫・拓哉が中村産業を訪れた。拓哉はアカネと離婚はしないと言い、翌日また来ると言い残して仕事に戻った。未だにアカネが実家に戻ってきた理由を知らない富美夫と千恵子（丘みつ子）はアカネに理由を問い質すも、強く聞き出せないままだった。一方美雨は家の掃除に洗濯と張り切るのだったが、洗濯は干すのを忘れて洗った皿も割ってしまう始末。頑張る美雨の気持ちを認めながらも、圭介はよく学びよく遊ぶのが美雨のつとめだと言い聞かせる。
翌日、訪ねて来た拓哉と二人で話す機会のあった圭介は、拓哉からアカネが家を出て行った理由がアルツハイマーを患っていた義母の介護にあったのではと聞かされる。圭介には語るべき言葉がなかった。その後、富美夫にアカネの別居理由を尋ねられる圭介だったが、何も知らないとごまかした。
アカネは拓哉と話すために近くの喫茶店に入っていた。そこでアカネは、半年前に看取った義母の葬儀の際、拓哉が言った言葉が納得できなかったと訴える。「早く施設に入れてやってればおふくろはもっと長生きできたかもな。君が意地を張って、うちで見るって言い張らなけりゃ」拓哉は謝り言い訳をするが、離婚すると会社での立場が危ういという自分のことを訴えるのみだった。アカネははっきりと離婚の決意を固めた。
美雨は、冷蔵庫に貼ってあった古賀（安田顕）の名刺が圭介の主治医である事を知り、会いに行こうと決意していた。病院までの行き方を商店街で聞き、都電を乗り継いで病院までたどり着いた。警備員に古賀の名刺を出し、会いたいと訴える美雨だったが、当然警備員は受け付けない。美雨と警備員が押し問答をしているところに古賀が通りかかり、自分の名前を耳にして美雨を診察室へ呼び入れた。美雨は、いい子になる薬がほしいと古賀を訪ねて来たのだった。父ちゃんの病気が治らないのは自分がいい子にならないからだと美雨は思い込んでいた。父親の病気と美雨がいい子かどうかは無関係であることを古賀は優しく諭し、圭介の病気を治して欲しいと頭を下げる美雨に、一緒にがんばろうと言葉を掛ける。
美雨が勝手に病院に出かけた事を知った圭介は、慌てて後を追いかける。古賀に美雨の突然の行動を詫びる圭介だったが、古賀は美雨を褒めながらも、今後は二人暮らしが難しくなることを考えて、美雨の面倒を見てくれる人を早めに探すようにとアドバイスした。圭介と美雨が仲良く帰宅すると、そこへ一本の電話がかかってきた。亡くなった圭介の妻の両親からだった。墓参りに祖父母が同行すると聞いた美雨は大喜びする。その時圭介は、古賀の言葉を思い出していた。

「ビューティフルレイン」第7話は12日（日）よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。また、ウェブ限定で各話のダイジェスト動画およびスペシャル動画も公式サイト内「スペシャルムービーコンテンツ」で配信中。フジテレビオンデマンドでは見逃し配信も実施、放送後の毎週水曜日に最新話を追加する。

ビューティフルレイン‐フジテレビ
ビューティフルレイン‐フジテレビオンデマンド

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