8月28日、フジテレビのドラマ「息もできない夏」は第8話を放送、以前の日常を取り戻そうとする玲（武井咲）だったが、事件の余波で葉子（木村佳乃）は仕事を辞め、麻央（小芝風花）までイジメの対象となっていく。そんな時、追い討ちをかけるように一つの週刊誌記事が発表される。それは樹山（江口洋介）の後輩・中津（RIKIYA）が書いた無戸籍児についてのものだった。この記事をきっかけに、玲の生活は更なる変容を強いられてしまう。

■第7話あらすじ
玲の家に突然現れた鮎川（要潤）は、玲が自分の子であると主張しはじめる。葉子は取り乱し、近くにあった包丁で鮎川を刺そうと襲い掛かるが、それを止めようとした夏目（北大路欣也）に包丁が刺さってしまう。自分は関係ないと鮎川は逃げ出し、夏目の指示でこれは事故でありその瞬間に鮎川はいなかったと口裏を合わせるように告げた。それから夏目は救急搬送され、玲たち全員は警察署で事情聴取を受けることとなった。葉子以外は即日釈放となり香緒里（浅田美代子）の家に帰ることになったが、玲は一人で葉子を警察署で待つことにした。結局葉子が釈放されない事を告げられ一人で帰宅しようと警察署を出る玲の前に、樹山が駆けつけた。以前玲も会ったことのある中津から玲が警察署にいるとの知らせを受けたのだった。樹山は玲を自宅まで送ると、室内は血痕が残されていた。玲は真実を樹山に打ち明け、自分が鮎川の子かもしれないという事実に打ちひしがれていた。自分が父親の子でないかもと血液型を調べはじめる玲をなだめ、樹山は励ました。
そんな頃、中津は玲に興味を持ち身辺を調べるためにアパートの住民から玲の聞き取り調査を始めていた。玲の勤める「パティスリー・シャルロット」では事件を知る人が店を訪れ噂をばら撒く事態になっていた。これによって玲はしばらく店を休まされることとなる。早退を命じられて失意のうちに帰宅する玲を、中津が取材と称して話を聞きにきた。玲は事故だったと言い張るのみで逃げるように部屋に入るが、家の電話にはいたずら電話が鳴り響き、玲は追い詰められた状況に錯乱しそうになる。そこへチャイムがなり、一瞬怯える玲だったが樹山と知ると安堵してその胸にとびついた。怯えて取り乱す玲を樹山は連れ出し、公園でバスケットボールをしたりボウリング場に連れて行くなどして楽しんだ。玲は次第に落ち着き笑顔を取り戻していった。そして楽しそうに帰る2人の姿を樹山と同居する亜沙美（霧島れいか）が目撃していた。家に戻った玲は、ネットで草野（中村蒼）とやりとりをし、騒動を打ち明けた。それに返事をする草野のところへ訪ねて来た人物がいた。中津だった。中津は取材対象として草野と接触していたのだった。何気なく草野のパソコンを見た中津は、アップルパイというハンドルネームの女性と草野がやりとりしている事を知る。そして草野が語る断片から、アップルパイを名乗るのが玲だと知るのだった。
病院に運ばれていた夏目が意識を取り戻し、事故であることを主張したことで葉子は釈放され、騒動も事故として片付けられた。家に戻った葉子に、玲は真実を知りたいと訴えた。葉子はそこで、かつて離婚届けが出ていないことを鮎川に訴えに出向いた際に襲われてしまった過去を苦渋のうちに玲に伝えた。ショックで呆然となりながらも、玲は鮎川とDNA鑑定を受けたいと決意する。玲は夏目の見舞いに行き、そこで鮎川の連絡先を知る。思い切って鮎川に電話する玲だったが、繋がらずに終わってしまう。その頃鮎川は小樽に戻り、病院で診察を受けていた。中津は相変わらず玲について警察署などで聞き込みを重ね、社に戻って「無戸籍児の真実」と題した記事を書き始める。

「息もできない夏」第8話は28日（火）よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイトで視聴出来る。フジテレビオンデマンドでは過去放送分を配信中、毎週木曜午後4時から最新話を追加配信。

息もできない夏｜フジテレビ
息もできない夏｜フジテレビオンデマンド

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