【大王の道】(全34話)ドラマ紹介

18世紀の朝鮮王朝21代王の英祖の治世、二大党派の老論と少論が熾烈な権力争いに明け暮れていたなか、イ・サン(正祖)の父、思悼世子(荘献世子)を軸に3世代にわたる権力者の栄光と悲劇を描いた作品。
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■解説
2013年8月にBSジャパンが放送するまで、日本では地上波やBSでは放送されたことがなく、イ・ビョンフン監督の幻の名作と言われていた作品。日本でも大人気だったイ監督のドラマ「イ・サン」の冒頭話に続く物語で、朝鮮王朝のドラマを知る上でも是非押さえておきたい一作だ。
イ監督の同じ朝鮮時代を描いたドラマ「チャングムの誓い」や「イ・サン」「トンイ」「馬医」等に比べると、美しい映像や洗練された音楽など派手さはないものの、これまで脇で語られてきた思悼世子に焦点を当てて、「イ・サン」の悲劇につながる“米櫃事件”などについても詳しく描かれるだけに、史劇ファン必見の一作だ。

■あらすじ
父・英祖(パク・グニョン)に愛されず苦悩する思悼世子(イム・ホ)。党派に分かれ権力争いをする貴族や、出世の野望を持つ英祖の側室(ユンソナ)は、己の利益のため親子の不仲に乗じ、思悼世子の廃世子を画策する。
そんな中、世子妃・恵嬪ホン氏(ホン・リナ)やホン氏一族は思悼世子を支え続けるが、思悼世子は次第に心の平衡を失っていく。嫡男・サン(後の正祖)が10歳になろうとする頃、英祖と思悼世子との確執はついに決定的な事態を迎え…。

■作品紹介
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  • 韓国
    1998年
  • 韓国放送:MBC、1998年4月~8月
    全話数:全34話
    企画:イ・ビョンフン
    演出:ソ・ウォンヨン
    脚本:イム・チュン
  • 思悼世子:ム・ホ「宮廷女官チャングムの誓い」
    英祖:パク・グニョン「砂時計」「裸足の青春」
    世子の正室・恵嬪ホン氏:ホン・リナ「宮廷女官チャングムの誓い」
    英祖の側室・淑媛ムン氏:ユンソナ「愛の群像(僕たちは本当に愛し合ったのか」
    ◇現在日本で予告動画が視聴できるDVD公式サイトは無し

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