「夜叉」は、生きぬくため、兄弟が敵として刀を交えなければならない悲しい運命を描いたドラマ。
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■解説
物語の舞台は、朝鮮王朝の中期とされているが、「イ・サン」などの、正史を意識して作られたドラマではない。
王の秘密結社“黒雲剣”の首領となった兄を演じるのは、「憎くても可愛くても」のチョ・ドンヒョク。出世のために愛を捨てた弟を演じるのは、ユン・ソクホ監督の「春のワルツ」のソ・ドヨン。どちらもモデル出身のスタイル抜群のイケメン俳優。ソフトなイメージのイケメン二人がタフで野生溢れる男を演じる。こんな二人の男から思いを寄せられるヨニを演じるのは、チョン・ヘビン。2002年にガールズグループ「LUV」のサブボーカルとしてデビュー。その後は、韓国ドラマ「サンドゥ、学校へ行こう」や「神の天秤」「魔女ユイ」「オンエアー」などに出演した女優。
■あらすじ
朝鮮時代中期。王朝内で党派間の争いが激しさを増す中、若き王シジェは政敵を排除するための暗殺組織"黒雲剣"を作り、王権回復の機会をうかがっていた。その組織の首領を任されたのは、王が幼い頃から兄のように慕っていたベンノク。王は、宮廷の中で大きな権力を持ち、自分をも意のままに操ろうとする左議政カン・チスンの暗殺を“黒雲剣”に命じる。しかし、屋敷でベンノクと剣を交えることになったのは、出世のためにカン・チスンの娘婿となったベンノクの弟ベッキョルたっだ。そして、その酒の席には、かつてベンノクとベッキョルに愛されながらも妓生に身をやつしたチョンヨンも居合わせていた。
互いの守るべきもののために刃を向け合うベンノクとベッキョル。ここから、すれ違う兄弟たちと時代の波に翻弄された哀しい運命の歯車が回り出す…。
■作品紹介
【夜叉-ヤチャ-】(全12話)韓国ドラマ紹介
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