<イサン>の前史「トンイ」はここが見どころ!

トンイ(C)2010 MBC「トンイ」は、アジアの至宝イ・ビョンフン監督が、朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室で、後の第21代王・英祖の母となった実在の女性(淑嬪崔氏スクビンチェシ)の波瀾万丈の生涯を描いた歴史エンターテインメント。

■ドラマの見どころ1
ドラマの見どころは、強き心で自らの運命を変えた女性の生涯をドラマチックに描いたストーリー。主人公は、実在の人物ながら下層出身者故その出自などは一切不明。イ監督の大ヒットドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」と同じく、歴史に残る一つの出来事を、イ監督と脚本家のキム・イヨンが大胆にアレンジした。
また、ヒロインであるトンイが、イ・サンの曽祖母に当たることから「イ・サン」の前史としても楽しめる。さらに、本作では、一人の女性の出世物語だけで終わらず、後半は厳しくも優しい母親愛も丁寧に描いている。
※トンイという人物についてはコチラで詳しく紹介。

■ドラマの見どころ2
もう一つの見どころは、これまで描かれることのなかった宮廷音楽を担当する部署・掌学院を詳しく描いているところ。イ監督の宮廷ドラマでは宮廷内の各部署を紹介している。「ホ・ジュン~宮廷医官への道~」「馬医」「チャングム」では医療の“内医院”、「チャングム」ではこれに料理の“水刺間”も描いている。「イ・サン」では記録を担当する“図画署”など。イ監督作品を観れは知らず知らずのうちに“朝鮮王朝宮廷通”になれるはず。
※朝鮮王朝の豆知識はコチラで詳しく紹介。

■ドラマの見どころ3
ドラマの大ヒットを支えたのはやはりキャスティングだ。イ監督は本作でハン・ヒョジュを主人公にキャスティングしている。「華麗なる遺産」で国民的女優となった女優で、「イルジメ〔一枝梅〕」で新感覚時代劇にも出演しているが、本格的な長編時代劇は本作が始めて。これまでの最年少となる主人公“ハン・ヒョジュ”の起用に、監督は、「チャングム」「イ・サン」「ホジュン 宮廷医官への道」といったドラマの台本を基にして特別レッスンで徹底的に鍛えた。これについては、【記者会見レポート②】で詳しく紹介している。
そして、トンイを愛した19代王・粛宗役には「チャングム」のチ・ジニ、ライバルのオクチョン(チャン・ヒビン)役には美人女優のイ・ソヨン、トンイの兄代わりのチョンス役にはペ・スビンら日本でも人気の実力派俳優をキャスティングした。ペ・スビンは、「華麗なる遺産」でハン・ヒョジュと競演しており、ふぁんとしては本作で二人が結ばれるのか否かも気になるところだ。
加えてイ監督は、粛宗やチャン・ヒビンといった実在の人物をこれまでドラマで描かれたキャラとは全く異なる人物としてドラマに息づかせた。

本作の見どころまだまだある。こうした「トンイ」の魅力は【「トンイ」を2倍楽しむ】で詳しく紹介している。

韓国番組公式サイト(無料3分動画)

kandoratop【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】


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