いよいよ12月5日（日）から地上波での放送が始まるNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第2部、それを前に行われたメインキャストらによる記者会見の模様がNHKの番組情報動画サイト「コレ見て！MOVIE」に公開されている。

日本のテレビドラマ史上空前のスケールで、2011年まで3年にわたって放送しているスペシャルドラマ「坂の上の雲」。今年放送の第2部は、日英同盟締結から日露戦争開戦までを4週にわたって描いていく。そのテーマはいわば「友情編」。本木雅弘演じる主人公・秋山真之を中心に、幼なじみの正岡子規（香川照之）、海軍兵学校以来の親友・広瀬武夫（藤本隆宏）との親睦と悲しき別れ、そしてそれらを乗り越えて凛と立つ一人の人間へと成長していく真之の姿が描かれていくことになる。

会見に先だって第7話「子規、逝く」（12月12日放送）の試写会に臨んだ本木は、「それぞれのキャラクターがそれぞれの立場で生きた明治という時代のエネルギーがひしひしと感じられる第2部になっていると思う」と、ドラマの出来映えをかみしめた。

一方、第7話で壮絶な死を迎えることになる正岡子規役の香川は、病魔との闘う役作りの秘話を披露。「68キロあった体重を一気に51キロまでに減らした。病気を指導して頂いた先生から『病人みーつけた』という顔をされて役作りの手応えを得た」と語った。

「坂の上の雲」第2部試写会＆会見　NHK

※ナビコンで紹介した「坂の上の雲」第1部の記事は、こちらに一覧しています。