玉木宏がナビゲーターに初挑戦!開局10周年特別番組「ダ・ヴィンチの指紋」-BS朝日

2010年12月05日07時14分暮らしと文化
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12月5日放送のBS朝日のドキュメンタリー番組「ダ・ヴィンチの指紋」で俳優の玉木宏がナビゲーターとナレーションを担当、予告動画が公開されている。端正な容姿と共にその美声も評判の高い玉木が、人生の節目となる30歳の年に初めての番組ナビゲーターを務める。

玉木は今回の仕事のオファーを受けるに当たって「正直うれしかったですね。30代に入ったということもあってこういう声の仕事や初めてのことをいろいろやりたかった」と語っている。コミカルな演技からシリアスな役まで幅広くこなせる玉木はその声の魅力も定評が高く、最近はナレーターの仕事や現在bayfmでラジオ番組「Naked」(毎週金曜22時)を持つなどの声の仕事も増えてきている。

この番組は一枚の古い絵画に残された指紋が万能の巨匠として名高いレオナルド・ダ・ヴィンチのものではないかという事実を様々な角度から検証する番組である。1998年にニューヨークの美術商が落札した羊皮紙に女性の横顔を描かれた作品は、当初は19世紀初頭のドイツ人画家によるものとされて1万9000ドル(約170万円)で落札された。しかしその後に絵画の左上に残る指紋がダ・ヴィンチのものであると発表されて物議をかもしている。果たしてその指紋の真贋は、絵の作者はダ・ヴィンチなのか?もしこれがダ・ヴィンチの作品であるとすれば、その価値は1億ユーロ(約133億円)をゆうに下らないとまで見られている。番組ではオーナーの許可を得て実際の絵画の徹底検証が行われ、謎の絵画「美しき姫君」の真実に迫る。
玉木はその代表作となった「のだめカンタービレ」の映画でヨーロッパを中心とした海外ロケを行った際に美術館巡りをするなどして西洋美術に対して興味を抱いていたと言い、「ルーブル美術館では『モナリザ』を実際に3回見に行ってますし、映画『ダ・ヴィンチ・コード』も見たし、興味のあるジャンルだったからよかった」と述べるなど、この番組に賭ける意気込みはかなり高いものとなっているようだ。一枚の絵画を巡るミステリーが朗々たる玉木の声で語られるという、上質の芸術ドキュメンタリーとなりそうだ。

「ダ・ヴィンチの指紋」は12月5日(日)よる9時から放送。予告動画はBS朝日のトップページの各番組紹介内で視聴出来る。


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