TSUTAYA、韓ドラ年間レンタル初の1億回突破へ！グラフと表で新韓流ブームの傾向を探る！

昨日6日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、TSUTAYA 店舗全店で2010 年1 月～12月までの韓国ドラマDVDレンタルが、1億回を上回る見通しとなったことを発表した。ツタヤ韓流オンラインでは、韓国ドラマの情報や、予告動画の観られる作品サイトが多数用意されている。

TSUTAYAは全国に1,394 店舗展開する大手レンタルショップで、2010 年1 月～11 月までの韓国ドラマDVD レンタル回数が9,862 万回となり、この調子で行くと、年末までの見通しで、1 億回を上回ることが確実となったのだ。これはDVD全体のレンタル回数の16.3％を占め、“韓流”ブーム初期の2004 年に比べ約2.9 倍となっており、新しい韓流ブームの到来は間違いないようだ。

上のグラフを見ると、2004年から始まった「冬のソナタ」を中心とした「純愛・韓流ブーム」は、急カーブを描きながらも2005年に入ると横ばい状態となっている。これが2006年の後半から「宮廷女官チャングムの誓い」のヒットで歴史ドラマが注目され、「朱蒙」に代表される英雄伝と「女人天下」に代表される日本の大奥のような宮廷愛憎劇との2本柱で男性も巻き込んだ「歴史・韓ドラブーム」が始まる。歴史ドラマはその後も「イ・サン」「太王四神記」「推奴」とヒット作が続き、レンタル回数も2005年の「純愛ブーム」のピークの2倍近くの800万回まで増やしている。歴史ドラマの場合、その多くが長編であったり、一つのドラマを観ると、同じ時代を描いたドラマやその前後の時代までも観たくなることが多くカーブの幅も長い。しかし、さすがに2009年になるとカーブも落ち着きを見せるが、それが2010年から一気に1,000万回までレンタル回数を増やす。これがK-POPやアイドルたちが出演するおしゃれなラブコメ、バラエティ作品だった。「K-POP・韓ドラブーム」の始まりだ。
そもそも、韓流ブームはK-POPから始まっており、ほぼ10年かけて1週回り、とてつもなく大きく成長したといえるかもしれない。（これについて詳しくは、［韓ドラここが知りたい！］の［韓流ブームの始まりはK-POPから♪ ］を参考にされたい）

TSUTAYAの2004年から今年までのレンタル回数「韓国ドラマ年間ランキング」は次のとおり。
■2004年トップ3
　1位：冬のソナタ　　2位：愛の群像　　３：美しき日々
■2005年トップ3
　1位：天国の階段　　2位：この世の果てまで　　３：冬のソナタ
■2006年トップ3
　1位：宮廷女官 チャングムの誓い　2位：冬のソナタ　３：ごめん、愛してる
■200７年トップ3（フルハウスはディレクターズカット版）
　1位：私の名前はキム・サムスン　2位：宮～Love in Palace　３：フルハウス
■2008年トップ3
　1位：コーヒープリンス1号店　2位：太王四神記　３：朱蒙（チュモン）
■2009年トップ3
　1位：BAD LOVE～愛に溺れて　2位：コーヒープリンス1号店　３：一枝梅
■2010年トップ3
　1位：美男＜イケメン＞ですね　2位：華麗なる遺産　３：シンデレラマン


ツタヤ韓流オンラインでは、韓国ドラマの情報や、予告動画の観られる作品サイトが多数用意されている。

韓流-TSUTAYA online

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