世界一の本の街・東京・神田神保町を時空を超えてぶらり旅体験できるiPhone・iPadアプリ「神保町ちずぶらり」がApp storeに配信されている。ダウンロードは無料だ。

海外にも例がないと言われる、様々な書店が居並ぶ神田神保町界隈は、本の散歩道であるだけでなく、所々に江戸・明治の古き名残が見つけられるなどぶらり歩いているだけでも楽しめる空間だ。その新旧の文化が詰め込まれた一帯の散策を強力にサポートしてくれるのがこのアプリだ。

アプリには、現在の神保町周辺の地図と18世紀後半、江戸時代中期の古地図（嘉永二年再校 駿河臺小川町圖）が連動する形で収録されている。GPS機能にも対応し、古地図の画面を開くと250年前の現在地の状態が一目瞭然。主な史跡付近にはランドマークアイコンが記されており、石碑など現在の跡地に立てば当時の周囲の状況に思いをはせるといった楽しみ方ができる。まさに「ブラタモリ」でやっているあの感じだ。

このほか、神保町を地盤とする明治大学の学生が取材・制作した飲食店ガイド「神保町ぐるめまっぷ　男子編／女子編」が収録されており、お手頃価格でたらふく食べられる明大生御用達の食堂や明治・大正・昭和から続く懐かしさ漂う名店など神田界隈を食べ尽くす情報が手に入る。

もちろん、神保町の主役である各書店の詳しい情報もしっかり書かれており、目的に合わせた書店選びにも重宝する。

神保町ちずぶらり