12日（日）のNHK「課外授業 ようこそ先輩」は、日本人2人目の宇宙飛行士・山崎直子さんがゲスト！「宇宙が未来であることの素晴らしさ」を母校の小学生に説く。番組サイトには予告動画が公開されている。

山崎さんが授業をするのは、千葉県松戸市の相模台小学校。幼い頃から、果てしない宇宙に思いを巡らせていた山崎さんにとって、宇宙はまさにwonder（未知）full（いっぱい）！授業では、未知だからこそすばらしい宇宙について子供たちに思いを伝える。
山崎さんは、「30年後、みんなが宇宙に行ける時代になる」と信じていると言い、「宇宙はこわい」「自分が行くなんて無理」という子どもたちに、「宇宙で暮らす人の“心を癒す”ロボット」を考えることを課題に出す。実はこれは、宇宙飛行士の選抜試験で実際に出された問題なのだ。チームに分かれて、この難題に挑戦する子供たちはどんな回答をだすのか？
また、山崎さんは「分からないとことに直面したときは恐れずに、それを素晴らしいことだと思って欲しい」と子供たちに語りかける。
「宇宙はどんな所？」「宇宙に行って楽しい事は？つらい事は？」山崎さんの宇宙での体験から、子供たちが宇宙を身近に感じ、「30年後、月や火星を目指して自分たちが宇宙へ行くとしたら…」という想像をふくらませていく。

果たして子どもたちが考えた未来のロボットは、宇宙飛行士・山崎さんをあっと言わせることが出来るのだろうか。

山崎さんは、1970年、千葉県松戸市生まれ。東京大学工学部航空学科を卒業し、同大学航空宇宙工学専攻修士課程修了。1999年、宇宙飛行士候補者に選ばれた後、2001年9月、ついに宇宙飛行士として認定される。今年4月のスペースシャトル・ディスカバリー号で、夢の初飛行を実現する。ディスカバリー号では、国際宇宙ステーションの組み立てミッションに参加した。
ナビコンでこれまでに紹介した山崎さんのニュースは、こちらで確認できる。

山崎さんが出演する「課外授業 ようこそ先輩」は、12日(日）朝8時35分からNHK総合テレビで放送、BS2は15日（水）朝11時から。予告動画は番組サイトで視聴できる。

NHK「課外授業 ようこそ先輩」