トヨタとホンダが安全に関するページを同時に更新、動画も多彩に公開

2010年12月24日22時10分商品・CM
3代目「プリウス」用「車両接近通報装置」の作動イメージ

トヨタは、安全に関するページ「安全技術」をリニューアルし、それに合わせて多彩な動画も公開した。
同社は、実際の事故に学び、クルマの安全技術の改善を繰り返し続けている。そして、総合安全コンセプトを立て、それぞれの安全技術が運転状況に応じて最適に運転を支援する。
実安全の取り組みでは、衝突試験、ドライビングシミュレーター、THUMS(バーチャル人体モデル)を動画も交えて解説。
また、総合安全コンセプトでは、パーキング、予防安全、プリクラッシュセーフティ、衝突安全、救助に分けて、以下を動画付きで解説。
パーキングは、クリアランスソナー、バックガイドモニター、インテリジェントパーキングアシスト。
予防安全の運転支援は、レーダークルーズコントロール、レーンキーピングアシスト、ナビ・ブレーキアシスト。
予防安全の視界支援は、フロント&サイドモニター、マルチアングル全周囲モニター、インテリジェントAFS、ナイトビュー。
予防安全の運動性能は、ABS、ブレーキアシスト、トラクションコントロール、VSC、VDIM、HAC・DAC、タイヤ空気圧警報システム。
予防安全の車両接近通報装置は、車両接近通報装置。
プリクラッシュセーフティは、プリクラッシュセーフティシステム。
衝突安全のGOAは、前から衝突された場合、横から衝突された場合、後から衝突された場合、全方位コンパティビリティ、シートベルト、SRSエアバッグ、WILコンセプトシート。
衝突安全の歩行者保護は、歩行者障害軽減ボディ。
救助の乗員保護は、ヘルプネット。

ホンダは、「テクノロジー 高速ドライブを快適にする技術」を公開した。
高速道路をもっと楽しく、楽に走れるテクノロジーとして、ACC(アダブティブ・クルーズ・コントロール=車間制御付きクルーズコントロール)、LKAS(レーン・キープ・アシスト・システム=車線維持支援システム)の秘密を動画も交えて解説する。
ACCは、スイッチをオンにするだけで前を走るクルマとの間隔を自動的に保ってくれる装置。
ACCについて、前にクルマがいるとき、前にクルマがいないとき、前に割り込まれたときの3パターンについて動画で解説。ACCの詳しい仕組みについても動画で分かりやすく知ることができる。
LKASは、クルマが車線を読み取ってハンドル操作を適切に手伝ってくれるもので、車線の中を走るのがこれまでよりずっと簡単になる。
LKASの働き、状況別にドライバーをアシストする具体例、詳しい仕組みなどが動画で見られる。

これらのテクノロジーの大半は、両社のクルマのみならず、名称が異なることがあっても他のメーカーでも採用している。その仕組みを知り、実際のドライブに役立てたいところだ。

トヨタ自動車「安全技術」
ホンダ「テクノロジー 高速ドライブを快適にする技術」