大河史上初、ファン投票で作る「龍馬伝」総集編、2夜連続放送、福山の秘蔵映像も公開
日本中にブームを巻き起こし2010年を象徴する映像作品となった大河ドラマ「龍馬伝」、その最後を締めくくるドラマ総集編が12月29、30日の夜9時から2夜連続で放送される。
大河ドラマの総集編というと、1年間の放映分からストーリー上の重要なシーンや名場面を時系列順に凝縮した内容というのが毎年の習わし。しかしそれでは肝心のスパイスになる場面や、物語の流れと外れるものの「これはもう一度みたい」といったファン好みのシーンがこぼれ落ちてしまうことも少なくない。特に全国にマニアが多い「龍馬伝」であればなおさらのこと。
そこで今回は、レギュラー放送中に番組公式サイト上で視聴者から募集した「もう一度みたいベストシーン」の中から選んだとっておきの名シーンを中心に振り返る形で番組を進行する。
番組は第1夜、第2夜をそれぞれ2部ずつ、計4部に分け、第1部と第2部は後藤象二郎役の青木崇高がドラマ前半の舞台となった高知を、第3部と第4部は岩崎弥太郎役の香川照之が亀山社中・海援隊の拠点となった長崎を訪れ、龍馬ゆかりの地をめぐりながら番組をナビゲートしていく。さらにクランクアップした際の福山雅治を捉えた秘蔵映像も初公開する。
この1年間、一貫してこれまでの大河ドラマの慣習をことごとく打ち破ってきた「龍馬伝」、はたしてどのような総集編となるのか。「もう全部見たから」と油断して見逃すと、悔しさで年を越せなくなるかも知れない。
また、今夜の放送を前に、ナビコンでこれまで連載してきた「龍馬伝」特集の記事を見返していただければ、総集編も4倍は楽しく見られること請け合いだ。
ナビコン「龍馬伝」特集
大河ドラマ「龍馬伝」公式サイト NHK