大河ドラマ全50作が5分間の動画に凝縮、8日放送「カウントダウン『江』」予告―NHK
大河ドラマ50作目となる「江―姫たちの戦国」の放送開始を直前に控え、大河ドラマのこれまでの歴史を丸ごと一気に振り返る特別番組「カウントダウン『江』~大河ドラマ50作すべて見せます~」が1月8日(土)午後9時からNHK総合テレビで放送される。その予告動画がNHKテレマップMOVIEに配信されている。ただしこの動画、ただの番宣予告と思ったら大間違い。大河マニア納得の濃厚な内容になっているので、番組放送前に是非見ておいて欲しい。
NHKでは「江」で大河ドラマが50作目となるのを記念し、「大河ドラマ50」と題したキャンペーンをこの一年、展開する。その地上波向け第1弾となるのがこの「カウントダウン『江』~大河ドラマ50作すべて見せます~」だ。番組では過去の大河ドラマ全作の名場面をふんだんに織り交ぜ、歴史ドラマの歴史を振り返るとともに、最新作「江」につながる大河ドラマの神髄を解き明かしていく。
作品ごとに思い入れの深い珠玉の名場面、名セリフを紹介するほか、大河ドラマをステップに日本を代表する名優へと成長した出演者たちのインタビューも多数紹介。大河の常連、西田敏行や石坂浩二、松坂慶子、今や世界に名をはせる俳優となった渡辺謙や役所広司、脚本・演出を手がけ自らも出演経験がある三谷幸喜などなど、各作品誕生にまつわる秘話や大河ドラマに携わった思いなどを語ってくれる。そしてもちろん、今週末から始まる「江」の魅力を一足先に紹介するコーナーも設けている。
そんなマニア必見の番組を紹介する配信中の動画だが、約5分の再生時間の中に50作すべてのカットが詰め込まれている。しかも「そうそう、ここここ」と思わずいいたくなるシーンばかりだ。
また、NHKの「大河ドラマ50」キャンペーンサイトでは各作品の主役に扮したどーもくんが登場。その凝り方がまたすばらしい。単にちょんまげなどを結ったどーもくんというだけでなく、物語のツボとなったポーズをとったり小道具を持っていたり、また「龍馬伝」と「竜馬がゆく」とでは同じ坂本龍馬でも微妙に違いがあったりと、制作者の大河ドラマ愛がにじみ出ている。
まだ始まったばかりの「大河ドラマ50」キャンペーンだが、今後もマニアをうならせる企画が用意されているとか。「江」の物語と合わせて、大河の歴史を満喫する1年に期待したい。
カウントダウン『江』~大河ドラマ50作すべて見せます~ 予告動画 NHK
大河ドラマ50 キャンペーンサイト NHK
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