GyaO!、朱蒙が築いた高句麗を大祚榮へ繋いだ英雄記「淵蓋蘇文」無料配信開始!
韓国で高句麗の英雄と言えば、チュモンと並んで必ず名前が挙がるのは武将・ヨンゲソムン!波乱に満ちた時代を生きた男の軌跡を描いたドラマ「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)」を、本日17日(月)よりGyaO!が無料配信開始した。
ヨンゲソムンは、大国・高句麗が、百済、新羅との覇権争いに加え、大国・隋とも戦っていた古代朝鮮半島の激動の時代に、禁断の愛に苦しみ、幾多の試練を乗り越え、祖国への愛と誇りに生き抜いた英雄。そんな彼の波乱の人生を描いたのがドラマ「淵蓋蘇文」。韓国で50%超の視聴率を記録した大型歴史ドラマである。
ヨンゲソムンは、高句麗の権力者ヨン・テジョの息子として生まれたが、ある予言のために山奥にかくまわれ、両親を知らずに育つ。そしてやがては運命に導かれ祖国のために立ち上がるのだった。
物語の舞台となるのは、新羅、百済と覇権を争った高句麗。今なお韓国のルーツとして愛される国で、建国の王、朱蒙(チュモン)をはじめ、大陸での領土を広げた広開土大王(タムドク)、隋国を崩壊させた乙支文徳(ウルチムンドク)、そして唐の太宗を屈服させたヨンゲソムンら、名だたる名君を輩出している。 同時代を描いたドラマに、他にどんなドラマがあるのかナビコンのドラマの年表で確認してみよう。→ドラマの神話(古朝鮮)~三国時代
ヨンゲソムンという人物は唐と和親を結んだ第27代栄留王を殺害し、武将の最高位に就いた人物である。ドラマでは、深い民族愛と愛国心で強い外敵を打ち破った英雄として描いているが、彼の好戦的な態度や何者にも屈しない強硬策が、高句麗を新羅と唐の連合軍により滅亡させたきっかけを作ったという別の見方もあるようだ。これについてはナビコン「韓ドラページ」の「ドラマの三国時代(高句麗、新羅、百済)で詳しく紹介しているので参考にされたい。
同時代を描いた大作「大祚榮」では、後の渤海を建国したテ・ジョヨンの抹殺を推進した人物として描かれているのも面白い。「同じ人物を別のドラマでは違う視点で描く!」これこそ、歴史ドラマの面白さだろう。
ドラマ「淵蓋蘇文」で主人公を演じたのは、イ・テゴン。「神様、お願い」で敏腕キャスターのク・ワンモで人気を博した俳優だ。そして壮年期を演じたのは名優ユ・ドングン。唐の第2代皇帝・太宗(イ・ミセン)を演じたソ・インソクとヨ・ドングンの両雄の対決は、歴史ドラマファンにはたまらない名場面となって話題を集中させた。
高句麗は、ソン・イルグクが演じた「朱蒙」が建国し、ペ・ヨンジュンが演じたタムドク王の「太王四神記」が、最強の国にした。その高句麗を最後まで守り抜こうとしたヨン・ゲソムンを描いた「淵蓋蘇文」全100話の大作は、本日17日(月)から、6月9日(木)までの月~金の毎日1話ずつ更新される。
※ ナビコンでは、「韓ドラここが知りたい!」のコーナーで、歴史ドラマを視聴するのに役立つ歴史年表や地図、韓国ドラマの見どころやキャストの魅力など、ドラマを楽しむための記事をたくさんご用意しています。
GyaO!「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)」