止まらぬホン・グギョンの暴走!「イ・サン」第63-64話あらすじと見どころ動画-NHK

2011年01月27日23時08分ドラマ

婚礼を終えたソンヨンは晴れてサンの側室となり、新たな地位に少しばかり戸惑いながらも、宮中のしきたりを一生懸命学んでいた。ソンヨンが学ぶ場面では、視聴者にも大いに役立つ情報がたくさん登場するのでお聞き逃しのないように。


第63話では、やっと思いを遂げたサンとソンヨンとの幸せなひとこまと、その一方でソンヨンを決して認めようとしないヘビン(恵嬪、恵慶宮)の厳しすぎる態度が、64話では自分をコントロールできなくなってしまったホン・グギョンの横暴な態度が一番の見どころとなっている。

【第63話】
今回のドラマの冒頭で観られらるソンヨンが勉強する場面では、思わず「チャングムの誓い」を思い出してしまった。飲み込みの早いソンヨンがヒョイ王妃(中殿)は誇らしく、サンもまた毎日がバラ色。サンとソンヨンが手を取って散歩するシーンでは、どうぞこのまま時が止まって欲しいと、思わず祈ってしまったほどだ。しかし、ソンヨンはサンにもヒョイにも相談しないが、サンの母であるヘビンから、挨拶も受けてもらえず辛い毎日を送っていた。
ドラマ中盤で開かれるヘビンの誕生日を、心のこもったお祝いの品で祝おうと思っていたソンヨンに対して、ヘビンは誕生会への列席すら許そうとはしなかった。
サンもヒョイも何とかヘビンの怒りを説こうとするも、ヘビンの頑なな態度を変えることが出来ないでいた。

一方、視察に出たサンは、専売商人たちの横暴を目の当たりにし、市場の自由化に動きだす。第21、22話の世孫(セソン)時代に完全なる敗北に喫した、あの「専売商人の特権」の撤廃だ。視察の時には、テス、ソッキ、ジャンボが久々にアクションシーンを見せてくれる。世孫時代に痛い目にあっているサンは、今回は対策も用意し、改革は順調に進められていく。

しかし、63話のラストでは、サンの腹心であるホン・グギョンが、とんでもない計画を立てる。果たしてその計画とは?

【第64話】
政務会議の席でチェ・ソクチュが亡き元嬪の養子、完豊君(ワンプングン)の世子冊立を進言し、老論派の重臣たちが賛同する。裏ではホン・グギョンが貞純大妃と手を組んでいたのだ。思いもよらぬソクチュの提言にサンは驚き、元嬪の兄であるホン・グギョンが関与しているのではないかと一抹の疑念を抱く。
そのころヒョイ王妃もまた、完豊君にお茶を振舞ったときに伯父のホン・グギョンから王の世継ぎとしての教育を受けていると言っていたことを思い出し、不安を募らせていた。
しかし、今のグギョンに勢いを止められる者は誰一人としていなかった。
そんなグギョンの横暴振りを心配し、テスはひとり武芸の練習で気を紛らわせていた。そこにサンが現れ久々に手合わせをする。実はサンはテスが悩んでいることに気づいていたのだ。

グギョンは、当面の最大の敵であるチャン・テウを罠にかけて逮捕していたが、これがサンの知るところとなり焦る。何とかサンの信頼をもう一度得ようとしたグギョンは、狙撃事件の犯人を捕まえることを思いつく。テスたちはそんなテスに難色を示すが、もはや誰にもグギョンの暴走を止めることはできなくなっていた。
結局はこれがきっかけでグギョンは、サンの怒りを買うことになり、サンの最大の改革である「市場の自由化」の問題に関して、担当の職を解かれた。
しかし、グギョンは、このあと、ヒョイを相手に言い合いをし、とうとう決して言ってはいけないサンを悲しませる言葉を吐いてしまう。果たしてその言葉とは…?

ところで、前回クイズを出していた「ウィンク」だが、こたえは3回!1回目が護衛官の試験の時、テスがチョビに。2回目は任官式の時、サンがテスに、そして前回の結婚式の時、サンがソンヨンになげたウィンクだ。どうやらドラマの中で初めにウィンクをしたのはテスだったようだ。これについては、第15話の見どころで詳しく紹介しているので参考にされたい。

他にも今週は、気丈にがんばるソンヨンが、テスやタルホおじさんと久々に再会したときに、二人の改まった物言いに寂しさを感じる場面や、図画署のチョビが、ソンヨンのお付の侍女になるなど、見どこ
ろ満載となっている。

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  ※ NHK BShi「イ・サン」番組サイト 画像:(c)2007-8 MBC

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