悲しい王の手紙!侍女が残した帯!「幻の王女チャミョンゴ」第25・26話のあらすじと見どころ-LaLa TV
第25話は、秘密の任務を受けた二人の侍女のトンゴビとチソの動向と、近づいては遠のくプクの正体が、第26話は、ホドンを挟んだプクとラヒとの三角関係の始まりや、王と父の間でゆれるチェ・リの手紙など、見どころ満載の展開となっている。
■第25話のあらすじと見どころ
楽浪の忠臣ハオゲ将軍らを手にかけたことでプクとヘンカイは楽浪でお尋ね者となり、楽浪王チェ・リはプクたちの似顔絵を描かせ、プクの首を取った者を将軍に任命すると言い渡す。そしてその似顔絵を見たモ・ハソ王妃はプクが娘のチャミョンだと予感し、その予感を確信にするために巫女を呼ぶ。とき同じくして高句麗では、プクが己の正体を知るため必死に気を鍛える。遠く離れた母と娘が、同時に気を研ぎ澄ましたとき、不思議な現象が起きる。神秘的なこの場面をお見逃しなく。
プクがわが娘と確信したハソは、侍女のトンゴビを高句麗に行かせる。一方、ハソがプクの正体に気づいたことを知ったワン・ジャシルも、侍女のチソを高句麗に行かせ、トンゴビの邪魔をしてプクを亡き者にせよと命じる。今回は、それぞれ秘密の任務を受けた二人の侍女の動向から目を離さないように。トンゴビはヘンカイと再会し、自分が叔母であることを告げてプクの正体を打ち明けようとするが、チソに邪魔されついには彼女の仕掛けた毒に倒れてしまう。
ホドン王子を挟みそれぞれ別に動き出したプクとラヒの恋が、25話でははっきりした三角関係に発展する。ホドンがプクを抱きしめている現場に遭遇したラヒが自分でも信じられないほどに嫉妬している様子をお見逃しなく。しかし、韓ドラは四角以上の多角関係がお決まり。果たしてこの3人のラブゲームに誰が名乗りを上げるのか?これも今後の大きな楽しみのひとつだ。
韓国ドラマは小道具を実にうまく使うが、ラヒのブレスレットに続いて、今回はホドンがプクにあげた母の形見のネックレスに注目しよう。自分の命をも守る鷹を呼ぶ笛をネックレスにつけて渡す。ホドンが笛に込めたプクへの強い愛、その笛を遠慮がちに吹き続けるプクのいじらしさが胸に響く。
さて、今回は高句麗の大武神王と、楽浪のチェ・リ王とが直接対峙するウンポの会談が実現する。果たして両者の望みは?
ところで今回は重要な役どころとして巫女が登場するが、古来韓国では、政(まつりごと)を取り仕切るのに、巫女が大きな力を持っていた。このような考えをシャーマニズムといい、「善徳女王」、「朱蒙」、「太王四神記」、「鉄の王キム・スロ」などでも巫女が重要な役で登場する。シャーマニズムについては、「新羅王国」豆知識で詳しく紹介している。
■第26話あらすじと見どころ
チソに毒を盛られたトンゴビは伝染病に罹ったとされ、焼き殺されることになる。しかしこれがチソの毒が原因だと気づいたプクは、急ぎ宮外に運ばれたトンゴビを追うが探し出すことができない。話すことができないトンゴビは自身の血で髪飾りの帯にプクの正体を書き記す。
一方、娘のために国を滅ぼすわけにはいかないとチェ・リは、ラヒ王女に死を勧める書簡を認め、それをワン・ホル将軍に届けさせる。当然のこととは頭では理解できてもひどく傷つくラヒは、3日以内に王宮から脱出するとホルに約束し、早速一人で脱出を試みる。しかし皮肉にもこの脱出劇でラヒのホドンへの愛がいっそう強まることになる。
一方、トンゴビを探すプクは、血で書いた髪飾りの帯を手に入れる。漢語で書かれた文字が何を意味するかわからないプクは、ラヒの来るのを山中で待つワン・ホルと出会い、その帯を取り上げられる。たとえ死んでも自分の正体を知りたいと懇願するプクに、ホルは命との引き換えにその正体を明かす。真相を知りショックを受けたプクに、ホルの剣が振り下ろされる。果たしてプクの命は…。
さて、今回は二人の王の心の動きにも着目しよう。チェ・リは、父としてはなんとしてもラヒを救出したいものの、王女を人質にして交渉を有利に進めようとする高句麗の企みを崩すためにはラヒが生きていては困る。父として王としての葛藤を名優ホン・ヨソプが渋い演技で見せてくれる。
一方、ホドンを後継者と心に決めている大武神王にとって、邪魔者でしかないはずのメソルスとの間に生まれたヘエウ。ひとたびその胸に抱いて以降、幼子への愛が日に日に募る。今後、ホドンとヘエウの間で苦しむことをわかっていながら、抑えることのできないわが子への愛を、こちらも名優ムン・ソングンがうまく表現している。
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